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韓国が盛んに「GSOMIAを破棄する可能性がある」と言及しています。一方で日本は破棄する意思は全くありません。すなわち、そのまま継続を望んでいます。アメリカも両国が継続することを望んでいます。
GSOMIAは簡単に言えば日韓の情報協定で8月24日までに日韓どちらかが破棄の意思を伝えれば終了します。破棄しなければ1年間の自動延長です。
日本は韓国をホワイト国から外し、施行するのが8月28日となっていますが日程から考えると早く施行することができたことでしょう。8月28日という少し遅れた日程になったのは8月24日よりも後にしたいという意思があったと推測されます。
では韓国は本当にGSOMIAを破棄する意思があるのか?仮に破棄されたらどうなるのか?などをまとめていきます。
目次
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GSOMIAとは?
GSOMIAとは軍事情報に関する包括的保全協定(General Security of Military Information Agreement)の略称です。英語の頭文字を繋げた形。日本語ではジーソミアと読みます。
要するに「軍事情報に関する協定」であり一定のレベルまでの軍事機密情報は包括的に情報交換しましょうというものです。そしてその情報交換した内容の機密も第3国に流れないように保持しましょうというものになります。
日本はGSOMIAをアメリカや韓国と結んでいます。
日本と韓国はGSOMIAを2016年11月23日に著名しています。基本的に1年ごとに延長するかどうか決めます。そして両国に破棄の意思がなければ1年間自動延長します。
2017年、2018年は両国共に何ら言及せず自動延長していますが2019年については韓国側が破棄を示唆している状況です。
8月24日までに韓国が破棄の意思を示せば日韓のGSOMIAは終了になります。一方で韓国が特に何もしなければ1年の自動延長になります。
GSOMIA破棄したらどうなる?
もしGSOMIA破棄したらどうなるでしょうか?日韓共に情報が得られなくなるので両国共に損失となります。また、アメリカが絡んでいるのでアメリカから強い批判を受ける可能性があります。
日本の立場では?
韓国は北朝鮮と接しているということもあって北朝鮮関連の情報は多く所有しています。従ってGSOMIA破棄となれば韓国からの情報提供がなくなる可能性があり、日本は北朝鮮関連の情報が入手しずらくなります。
韓国の立場では?
韓国は北朝鮮からのミサイルを全て把握できていません。北朝鮮がミサイル実験は多くは日本海側。その情報については韓国では入手しずらいので日本からの情報を受けることが多い。
またそれ以外にも北朝鮮の電波情報も日本が分析しているものを韓国が入手しているとされています。
よってGSOMIA破棄となれば韓国は北朝鮮のミサイル情報、電波分析情報を入手しずらくなります。
アメリカから見ると
アメリカは当然のこと日韓が協力して北朝鮮、そして中国に対峙して欲しいという立場になります。
仮にGSOMIA破棄ともなれば激怒する可能性があります。
仮に韓国がGSOMIA破棄したとなれば韓国を強く非難する可能性があります。
GSOMIA破棄の問題点
韓国と日本の間のGSOMIA破棄で何が問題になるのか?
それは3国の情報共有です。
アメリカ⇔韓国、アメリカ⇔日本、韓国⇔日本と3国で協定を組んでいることで、一定のレベルまでの軍事機密情報が3国で共有できます。
ここで例えば韓国と日本の協定が破棄されると一方通行になります。
韓国はアメリカから情報を入手すれば良いと考えているかもしれませんがアメリカは日本からも情報を入手して分析している。そしてその日本から入手した情報は原則的には韓国に渡せない。すなわちアメリカから情報を入手できなくなる可能性があります。
それは日本にとっても同じでアメリカから情報を入手できなくなる可能性があります。
韓国が日本との間のGSOMIA破棄することは3国の情報共有が困難になるということ。3国にとって損ばかりです。得をするのは北朝鮮、中国といったところで仮に韓国が破棄するならば「北朝鮮、中国を利するための行動」と批判を受けても仕方がないでしょう。
韓国は何故GSOMIA破棄を検討するのか?
韓国は何故GSOMIA破棄を検討するのか?
韓国の国民感情
韓国がGSOMIA破棄に動く理由は単純に言えば国民感情でしょう。
そのまま継続すれば「日本といざこざがあり友好国とは言えない状況でGSOMIAを延長するとはなにごとか?」という議論が起きるのは必死。もともと日本とのいざこざを作ったのが政府ということもあり日本に強く出ないと政権が持たない状況。
そんな状況でGSOMIAを延長したら政権運営に支障がでる可能性があります。
もちろん国民感情よりも国益を考えるのが政治ではありますが、韓国では国民感情が優先されることも多い。
今回も国民感情に配慮してGSOMIAを破棄する可能性があります。
日本からのホワイト国関連の譲歩狙い
もう1つの狙いは日本からのホワイト国関連の譲歩狙いです。
日本は韓国をホワイト国除外を決定しています。韓国としてはその日本の決定を何とか覆したい。
輸出優遇を何とか維持したいのです。
でも日本は韓国からの要請を一切断っています。
韓国は逆に日本をホワイト国を外す、国民感情を煽って不買運動をさせる、輸入品の放射能検査を増やすなどいろいろなカードを切りましたがそれでも日本は何も言わない。そこでGSOMIAもカードの1つにしたということです。
関係ないものを利用するということで日本人的な感覚としては考えづらく、何とも浅ましいところですが使えるものは何でも使うということでプライドよりも国益を優先するところは日本人も参考にすべきかもしれません。
どちらにしろ、日本としてはGSOMIAを破棄してもしなくてもホワイト国除外は動かさないことでしょう。韓国のGSOMIA破棄はゆさぶりをかける材料としては現実的には全く意味がありません。
逆に韓国がGSOMIAを破棄することになれば日本は更なる手段を取りやすくなります。
韓国の迷いどころ
当然のことながらGSOMIA破棄は韓国にとって不利益はあっても良いことは何もありません。特にアメリカから避難される可能性が高い。
すなわちGSOMIAを破棄することはリスクの方が圧倒的に高いということです。
そのため基本的にはGSOMIAを延長すると思われますが北朝鮮べったりの文政権だけにどのような決断をするかは不透明と言えます(最近は側近が変わったのか多少なりともまともな判断をすることが増えてきたと思います。おそらくはGSOMIAを破棄することはないかと)
あと、韓国ではGSOMIAを延長してもその後破棄する可能性があると言及することもありました。とりあえずは延長して国民感情があまりにも悪化したら破棄も検討する(協定としてはどうしようもないので情報を提供しないなどの実質的な破棄)という流れになると推測します。
追記)韓国がGSOMIAを破棄と発表
追記)8月22日に韓国政府がGSOMIAを破棄すると発表しました!邪推ではありますが、チョグク氏に向いている国民の批判の目をそらす目的ではないかと感じます。
(参考:文大統領側近、チョグク氏の疑惑が日本でも報道され始めた)
追記2)韓国のGSOMIA破棄に対する韓国国民の反応もまとめました。賛否両論ですが戸惑っている人も多い様子。特にアメリカの反応が怖いという意見が多い様子です。
(参考:GSOMIA破棄に対する韓国の反応)
追記3)韓国のGSOMIA破棄の理由として考えられるところもまとめました。
(参考:GSOMIA破棄(軍事情報協定破棄)の理由、目的は?)
まとめ
- GSOMIAは軍事情報に関する包括的保全協定であり日韓共に有益な協定
- 北朝鮮、中国に対峙するという意味でアメリカにとっても有益な協定でアメリカ主導とも言える
- 韓国はGSOMIA破棄を国民感情のもつれや日本との交渉材料ということで言及
- 基本的にはGSOMIA破棄ないと思われる。その理由は失うものの方が圧倒的に多いから
今回は日本と韓国で結んでいるGSOMIAについての情報をまとめました。GSOMIAは日韓が結んでいる軍事情報に関する協定で両国にとって有益。そしてアメリカにとっても有益です。
2016年8月23日に協定を結び、あとは破棄の意思がなければ1年毎に自動延長となります。すなわち8月24日までに意思表示がなければそのまま自動延長。
破棄することについては不利益しかないので基本的には継続の流れと思われますが韓国は破棄をちらつかせており流動的。状況の推移を見守りたいところです。
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ん?
延長しないのでは?
なにもしなければ自然消滅で
赤組転落と思ってましたけど。
GOSLOLIって何? ソレっておいしいの?
これもうアメリカも完全に見限るでしょ