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徴用工判決は歴史湾曲だとする韓国人研究者がいるそうです。
これまでの韓国を振り返るとこのように主張する人は弾圧されるのですが大丈夫なのでしょうか?
それとも韓国は成熟した社会になったから大丈夫?
目次
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「徴用工判決は歴史歪曲」韓国人研究者が問題提起
徴用工判決は歴史湾曲としてデモをしている韓国人がいるようです。ちょっとびっくり。
ソウルの中心で親日を叫ぶ…「徴用工判決は歴史歪曲」韓国人研究者が国連へ
(以下、一部引用) 6月5日、ソウル中心部の光化門広場前で、こんなシュプレヒコールがこだました。多くの観光客が行き交い、文在寅大統領が執務する青瓦台もすぐそばだ。徴用工像設置は歴史的事実に反していて、文在寅政権は日本との友好関係を回復すべきとの主張は、韓国政府や主要韓国メディアとは、かなり距離がある。 ただし参加者は20名ほどで、足を止めてその声に耳を傾ける人はほとんどいない。この集会は、韓国近現代史研究会など4つの保守系団体が共催したもの。彼らの主張を簡単にまとめると、こうだ。 ・戦時中の朝鮮人労働者の大半は強制的に連行されたのではない ~途中略~ 「手元にはほとんど金が残らなかった」という元朝鮮人労働者の証言もある。しかし、この点についても李研究員は強制的な貯蓄や食費、その他の雑費を差し引いても、賃金のうち平均43.5%が自由に使用できたと主張する。 稼いだ金の一部を朝鮮半島で暮らす家族へ送金していた労働者も多かった。こうした貯蓄や送金は、日本近海の戦況が激しくなった1945年3月から4月以前には、きちんと支払われ、送金も行われていたという。韓国では定説になっている「奴隷」のイメージとは相当距離がある。 ~途中略~ 李研究員は7月、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で日本の民間団体「国際歴史論戦研究所」が企画したシンポジウムに参加する予定だ。テーマは、世界遺産となった長崎県の「軍艦島」で朝鮮人労働者に対する差別的取り扱いがあったのかどうか。 シンポジウムでは「朝鮮人を意図的に危険で劣悪な作業に配置し、差別したという通説は事実と異なる」などと主張する予定だ。シンポジウムへの参加が韓国で報じられると、ネット上には、「韓国入国禁止にしろ」「本当に韓国人か?」「売国の極致」などと書き込まれたが、 李研究員は気にした様子もない。むしろ「定説への反論が出てくれば、それに対して根拠を持って反応が出てこなければならないが、韓国は知識社会が薄く、私がこのように批判しても、反論がない。このことこそが問題」と語る。 引用元:ソウルの中心で親日を叫ぶ…「徴用工判決は歴史歪曲」韓国人研究者が国連へ(FNN.jpプライムオンライン(ヤフーニュース内)2019年6月10日) |
徴用工問題
徴用工問題は日韓併合時代に韓国人が日本で強制動労させられたのでは?という問題になります。
この問題に関しては1965年の日韓請求権協定にて解決済みというのが日本の主張。日本が補償を提案したところ韓国がその補償を一括で受け取るとして提案。韓国政府が責任を負う形になっています。
しかしながら韓国政府はそのお金を補償に当てず経済政策に活用。補償がおざなりになっていたという経緯があります。
その後、韓国側も政府が補償するべき問題としていましたが2018年になって韓国の裁判所が日本企業に慰謝料支払いを命じる判決をして話がややこしくなっています。
韓国人研究者「徴用工は奴隷ではない」
韓国で企業側に賠償を命じた裁判の内容を見る限りは原告側の主張を全て受け入れている形です。
給料もらえず、奴隷のように扱われていたとされています。
しかしながら今回の韓国人研究者・李宇衍(イ・ウヨン)研究員は「奴隷のような扱いは受けていない。給料から韓国に仕送りする人も多かった」としています。
裁判の内容を前提条件から覆す話を主張しておられます。
この韓国人研究者は大丈夫?
ここで気になるのはこの韓国人研究者は大丈夫なのだろうか?ということです。
韓国で日本寄りの主張をすると袋叩きにあうことは良く知られているところ。慰安婦関係でも性奴隷ではなかったと主張した教授が土下座させられたり暴力を受けたりしました。
今回も「韓国入国禁止にしろ」「本当に韓国人か?」「売国の極致」などの書き込みがあったそうで、その後が心配になります。
また李宇衍(イ・ウヨン)研究員の主張はことごとく無視されたとのこと。まあ韓国ですから。
また、批判ばかりでしっかりとした反論がないことも問題としています。この辺りは慰安婦問題にも通じるところがありますね。
まとめ
- 徴用工裁判では日本企業に賠償を命じる判決が2018年に初めて出る
- 日本企業による強制労働は過酷で奴隷のように扱われていたのでその慰謝料が必要という主張
- その韓国の徴用工裁判について批判する韓国人研究者もいる
- 日本人との賃金格差も特になかったと主張
- また奴隷のような扱いでは無かった。韓国に仕送りする人もいたとも言及
徴用工裁判はよくよく見ていると何とか原告側を勝たせようとするロジックを考えています。日本側からの賠償を未払い賃金という形で捉えている様子。
そして今回の判決はあくまでも奴隷のような扱いを受けたことにたいする慰謝料の性質を持つものだという主張になっています。
どちらにしろ日本は徴用工問題については1965年の日韓請求権協定で韓国に支払い済という姿勢を変えていません。国債間の約束を守らない韓国とは議論もできないとして韓国側の是正を求めている状況です。
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