【韓国の反応】文大統領は所得差が減少と自画自賛、ただし現実は税金ばらまいただけでは?

【韓国の反応】低所得者層の収入増で文大統領は自画自賛。ただし内容は、、、
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文大統領が所得の差が減少したということで所得主導成長の成果が出てきたと自画自賛しています。実際に効果が出ているのでしょうか?

たける
文政権は高所得者と低所得者の収入差が減少したことで所得主導成長の効果が出たと自画自賛しているようだね
ようこ
とうとう良い結果も出てきたんだね。貧富の差が無くなる方向で素晴らしい
たける
でも、実際に数字をよくよく見るとそうでも無さそう
ようこ
そなの?持ち上げて落とすなんてひどい、、、
たける
では、実際の状況を記事や韓国の反応などからチェックしていこう

目次


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記事「下位20%の所得の半分が政府支援金、働いて稼いだお金は、6.5%↓」より

記事をざっくりとまとめると以下のような感じ(リンク先は韓国語です。翻訳機能などを使って確認ください)。

記事タイトル:下位20%の所得の半分が政府支援金、働いて稼いだお金は、6.5%↓

 

<記事の内容などをざっくりまとめてみると>

  • 2019年第3四半期(7月~9月)に所得1〜4分位(下位80%)の所得が、所得5分位(上位20%)よりも高い家計収入増加率を記録
  • これは2015年第4四半期以来、初めてのこと
  • また、政府が最も注目する1分位(所得下位20%)世帯の月平均所得が137万4000ウォンで前年同期比4.3%増加(他記事より)
  • 文大統領は所得主導成長政策の効果が出始めていると自画自賛(他記事より)
  • ただし現実に収入の内容を見ると勤労所得の減少推移は相変わらず、政府の各種支援金などで支えているのが現状
  • 実際に第3四半期の収入1分位世帯(下位20%)の勤労所得は44万7700ウォンで前年同期比6.5%減少し事業所得は24万400ウォンで11.3%増加
  • すなわち自営業者が下位に脱落して下支えしている状況
  • また、政府から受ける補助金などが所得1分位世帯が67万3700ウォンで11.4%増加、すなわち全体の収入増よりも圧倒的に政府からの補助金の増加が大きい
  • すなわち現実には1分位世帯(下位20%)の勤労所得が減っているにも関わらず、補助金など税金で収入を引き上げているのが現状

参考元:下位20%の所得の半分が政府支援金、働いて稼いだお金は、6.5%↓(毎日経済2019年11月21日)

 

文政権の所得主導成長、税金による低所得者引き上げは成功しているのか?

文政権は1分位世帯(下位20%)の収入が増えたことで所得主導成長の成果が出ていると自画自賛しています。現実に良い結果と言えるのでしょうか?

 

所得下位の収入増

確かに所得下位20%の収入は137万4000ウォンで前年同期比4.3%増加増えました。

これは紛れもない事実で所得主導成長の成果が出ていると言って良いでしょう。この部分だけを見れば良い結果です。

低所得者層としては多少なりとも良くなっていると思われます。

 

補助金などで埋め合わせ

ただし、その内訳を見ると状況が変わります。

労働の対価としての収入は6.5%の減少。すなわち低所得者層においては、働いて得たお金は減っているのです。ならば何故4.3%の収入増になったかと言えばそれは政府の補助金などが大幅に増えたからです。

要するに国の税金で低所得者層の収入を引き上げた形。

 

所得主導成長の効果

この結果を良心的に見れば所得修道成長の効果が出たと言えるでしょう。

所得上位層から税金を集めて、その税金を所得下位層に振り分けるという形になっているからです。

文政権の言うところの、所得主導成長政策が成功というのはあながち間違ってはいないように見えます。

 

低所得者層勤労収入の減少は大問題

ただし、低所得者層の勤労所得が減っているのは大問題と言えます。働かなくて所得が減っても政府が税金で穴埋めしてくれるから大丈夫という間違ったメッセージになりかねません。

今回のように所得の減少を補助金で穴埋めしているだけであれば、低所得者層の所得の減少が大きくなるにつけてフォローできなくなります。最悪の場合は働かなくてもお金がもらえるとして勤労意欲を奪い更に所得の減少をまねきます。

すなわち「所得主導成長が成功している」というのはあくまでも低所得者層の勤労所得が上昇もしくは横ばいにおいて政府の補助金で更に低所得者層の収入を増やすことです。

 

所得主導成長の失敗

今回、文大統領は所得主導成長の成功ということで自画自賛していますが、結果を見る限りは失敗と言えるのではないでしょうか。

もちろん低所得者層の収入の引き上げが悪いわけではありませんが所得が減少している状況では少なくとも成功とは言いづらい。

また、韓国の経済が振るわず税収が減少している現状から考えると、今回の補助金は税金だけでなく政府の借金で穴埋めしている状況。財政悪化に繋がるのでこのような政策は中長期的に続けることは困難です。

(参考:韓国の財政赤字が過去最大に(2019年9月時点)

この辺りは政府の政策については日本も韓国のことを言えない状況でもあります。消費税を無理に上げ消費が落ち込む可能性もある。特に東京オリンピック以降は深刻な状況にもなりかねません。

政府は良いことばかり言いますがそれが本当なのか?様々な数字を見て判断する必要があるでしょう。もちろん悪い数字ばかりをピックアップして悲観的になるのも問題。全体像をチェックする必要があります。

 

韓国の反応

韓国の主な反応は以下の通り。

<韓国の主な反応>

  • 自画自賛しているが下位20%に札束贈呈して上下間の格差の間の改善されたもの(笑
  • でも収入が多い人から税金を集めて下位層に配るのが悪いとは言えないのでは?
  • 頑張っている人が報われない社会になりそう。社会主義国に近づいている
  • 一生懸命働いた人のお金が遊んでいる人のところにいくんだよね。やっぱり駄目では?
  • これって上位20%の人が海外脱出したら大変なことになるのでは?
  • 不思議なことに庶民の首絞める政策をしながら庶民のための政府だよと広報している
  • 税金をたくさん取られる企業経営者がしんどそう。そのため海外移転も増え悪い状況になっている
  • こんなことをしていては韓国企業は世界企業に負けるよね
  • 税金足りないのが分かっているのにお金をばらまく無能政府
  • 青年にお金を配り、老人にお金を配り、政治家にお金を配り、公務員を増やす。国が駄目にならないはずがない。

 

まとめ

たける
文大統領は収入の差が縮まったと自画自賛しているけど現実の数字を見ると、とても成功しているとは言えない。その辺り韓国の反応を見ても韓国国民が指摘しているね
ようこ
低所得者層の勤労所得が減っているのはまずいよね。そのまま減ったら支えきれない
たける
そういうことだね。でもまあ、所得が増えたことで何とか需要が増えればいいけどね。そうすれば企業の余裕がでてきて雇用も生まれるかもしれない。そうして低所得者層の労働収入が増えるというプラスの循環が生まれる可能性はある
ようこ
その辺りの良い結果は出ていないの?
たける
現状では逆だね。デフレ傾向で物価が上がらない。更に人件費や税金が高くなり企業活動は萎縮している。韓国の経済指標で良い数字というのは現状ほとんどない。2019年末から2020年にかけて更に経済指標が更に下がるようであれば相当に深刻。状況をしっかり見ていきたいところだね
たける
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2 件のコメント

  • 低所得者に国が補助するのは良い事ですが勤労収入が減るのは大問題なのでその辺なんとかしたいですね。

  • 文大統領の自画自賛というメンタルがすごい。低所得者層の勤労所得が減っている点もなんとかして欲しいですね。

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