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韓米通貨スワップの復活の話が韓国報道で出てきました。これまで韓米通貨スワップが協議されたという話は出てきておらず、かなり突然の話のようにも感じますがどのような状況なのでしょうか?何か話が進んでいるのか?それでは報道の内容などをチェックしていきましょう。
目次
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記事「韓米通貨スワップ、10年ぶり復活か…韓日間は2017年に交渉中断」より
記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。
記事タイトル:韓米通貨スワップ、10年ぶり復活か…韓日間は2017年に交渉中断
<記事をざっくりまとめてみると>
参考元:韓米通貨スワップ、10年ぶり復活か…韓日間は2017年に交渉中断(中央日報2020年3月13日) |
韓米通貨スワップはあり得る?
中央日報は韓米通貨スワップについて言及していますがまだ経済誌が報道した程度でありアメリカが検討しているかどうかも定かではなさそうです。
韓米通貨スワップの意義
アメリカにとっては韓米通貨スワップの意義というのは基本的に何もないでしょう。悪い言い方をすればアメリカ側にはデメリットしかない。
それでもウォールストリートジャーナルが韓国など世界各国の通貨スワップを提言するのは市場に安心感を与えるというのが目的です。
新型肺炎の影響で金融不安が出ており世界の為替市場は大きく動いています。通貨の強さを見ると3月に入ってから3月13日現在ではおよそ「日本円=スイスフラン>米ドル>ユーロ>イギリスポンド>>>他の国の通貨」という感じかと(多少順番が違うかも)。
要するにこの主要5カ国の通貨以外は大きく下落しており不安定なのでそれを安定化させるというメッセージを市場に与えるために(市場が各国通貨に売り攻勢をかけても跳ね返せるというメッセージ)、アメリカが各国と通貨スワップを締結すると良いという話になります。
言い換えればウォールストリートジャーナルはアメリカが主導して市場を安定化させるメッセージを出すべきという提言をしているわけです。特にアメリカにメリットがあるという話でもありません。
韓米通貨スワップは韓国のみメリットあり
すなわち、韓米通貨スワップなどは市場を安定させるという意味合いはあるものの基本的には韓国側に一方的に利がある話であり、アメリカにとっては特に必要があるわけでもありません。
特にトランプ大統領は「世界よりもアメリカが大事」という人です。
悪く言えば他国がどうなろうと別に構わない。そのため、よほどのことが無い限りはアメリカから韓米通貨スワップの話を切り出すことはないでしょう。
いうなれば今回の話は中央日報の一方的な願望が出ているだけの話ということです。ウォールストリートジャーナルに記事が出たのでこれ幸いにと飛びついているだけの状況。
韓国からアメリカに通貨スワップの提言は?
そして今回の記事を見る限りは表向きには韓国からアメリカに通貨スワップの提言はないようです(提言というよりはお願いですね)。
韓国としては何らかの交渉カードに使われる危機感もあると思うので簡単には交渉に出れないという事情があります。
ただしそれで交渉が遅れて通貨危機が起きたら大問題です。世界的に金融危機の可能性がある状況なので、否定しつつもすでに水面下で動いている可能性はあります。
韓国の通貨スワップの現状
韓国は現在、マレーシア、カナダ、スイス、中国、アラブ首長国連邦、オーストラリア、インドネシアと通貨スワップを結んでいます。
しかしながら今回の新型肺炎などのような形で金融不安になると主要国以外の各国通貨も下落しており自由に使えそうなのはスイスフランぐらいしかありません。結局の所、通貨スワップは主要国通貨とスワップを締結しないと意味がないということです。
(韓国ウォンだけ下落する場合は他国の通貨を使うことができますが各国同時に下落したら使えない。使うとその相手国の通貨が下落するからです)
今年はオーストラリアとマレーシアと通貨スワップ延長の合意に至っていますがそれらの通貨も大きく下落しており通貨スワップとしての意味合いは弱い状況です。とりあえず現状で使えそうなスイスとのスワップは死守したいところでしょう。
(参考:韓国、マレーシアと豪と通貨スワップ延長で絶好調!?)
日韓スワップは?
日韓スワップは韓米スワップと同じような意味合い。日本にとっては基本的に何のメリットもありません。逆に韓国がデフォルトでもしたら日本としては大損になる可能性も。
なので一方的に韓国にお得な話。韓国としては今回のように世界通貨危機になれば通貨が下落するので危険なのです。韓国は外貨準備高が世界9位水準で潤沢という話もありますが現実にはどこまで使えるのかも分かりません。前回の通貨危機(2008年~2009年)も外貨準備高が潤沢といいつつ日本とアメリカとの通貨スワップで乗り切った経緯があります。
(参考:韓国、外貨準備高の実態)
ともかく日韓通貨スワップについては日本としては放置しておいて良い話です。
中央日報は日本が一方的に交渉を打ち切ったとまるで日本が悪いような書き方をしていますが韓国主要マスコミがこういった態度に出ているうちは日本は放置で良いでしょう。韓国側からのお願いなのに、その間に不穏な態度を見せる韓国が悪いだけの話です。
また、韓国では日本はおだてれば通貨スワップを結んでくれる、適当におだてれば良いみたいな論調があることも日本側は理解すべきでしょう。韓国がこのような態度を続けるようであれば日本としては全く譲歩する必要はありません。
(参考:韓国「通貨スワップを日本と結ぶ方法は役人をおだてること」)
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wsj、どうしてしまったの? という記事
事態はすでに、金融にとどまらず、経済のファンダメンタルズ(屋台骨)へのダメージコントロールの段階で、通貨スワップなど何の役に立つのだろうかという….
各国がやるべきことは、消費者心理を温め、企業の資金繰りを支えるために、ヘリマネ(現金の直接支給)や無制限の財政出動(減税、公共事業、企業融資枠拡大)を行うことでしょう
日本政府・日銀はあまりにも動きが鈍いようにみえますね 財政破たんなど理論的にあり得ないのですから、1.5兆円などと豆鉄砲を撃たず、大砲を撃つべきですね
独銀行が4月にくる高利回り債権の償還を停止する。なんと一か月も前から通告。投資家は受取額が10分の一でも喜ばねばならない‥実質ゼロの地獄が待ち構えている。
欧州銀行の不透明さは30年の長きにわたっている。米国が検査を要求しても慇懃無礼に拒否。欧州銀行はブラックの巣窟、これが日米の評価。
独の威光は薄れゆく。金勘定ばかりしているから味方がいない。金がなくなったらどこから金を調達する?イタリアやギリシアの貧乏国は金を回さなければ耐えかねて新型肺炎と移民をどんどん送りつけるだろう。
韓国経済は無策無能で弱体化している。選挙対策で新型肺炎検査を数こなし、患者には生活手当を10万円支給、軽症重症問わず隔離するので入院患者はあふれかえっている。その先は財源破綻。金欠韓国は長期戦に耐えられない。なんとしても早期収拾を図らねばならない。
唐突な韓米スワップ提案は韓国の願いむなしく霧散だろう。
多くのブロガー等が
為替スワップを通貨スワップと誤訳して勘違いしてると明らかにしてますよ