韓国の新型肺炎医療崩壊関連の議論は17歳少年の死亡事例や個人情報問題についても考えるべき

韓国の新型肺炎医療崩壊関連の議論は17歳少年の死亡事例や個人情報問題についても考えるべき
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最近、韓国での医療崩壊について議論がなされています。韓国では入院施設がパンクして入院治療を受けられずに死亡する人が出ているから医療崩壊しているという意見と、韓国では死亡率が低いから医療崩壊が起きていないという2つの正反対の意見の議論です。その辺りの情報について考えていきましょう。


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韓国で「医療崩壊が起きている」という意見と「医療崩壊は起きていない」という意見

最近になって、「韓国で医療崩壊が起きている」という意見と「韓国では医療崩壊は起きていない」という2つの意見で議論がなされることが多くなっています。

それは韓国のようにもっと検査を多くすべきという意見と検査を多くすると韓国のような問題が出るという2つの意見の対立でもあります。

 

「韓国で医療崩壊が起きている」と主張する人は主に検査は抑えるべき派

韓国で感染が広がった当初はあまり見かけなかったのですが最近では「韓国で医療崩壊が起きている」と主張する人も多くなってきました。主に「検査はなるべく控えるべき」という人の意見になります。

韓国のように医療崩壊状態になってはいけないから検査はできるだけ控えるべき、韓国と同じようにしてはいけないという意見です。

現実に韓国では病院の入院病室の空きがなくなり、新型肺炎の重症患者でも入院治療が受けられずに死亡している事例が出てきています。それ以外にも医師が倒れ看護師があまりもの重労働に耐えられず逃げ出すような事例もあります。

専門の医者や看護師の数が足りず、感染科以外の外科などの医者や看護師が新型肺炎の対応にあたるという事例もあります。

そして新型肺炎以外の病気で救急搬送されてきた人が病院の空きがないということでたらい回しにされ死亡したという事例もあります。

それらをもって医療崩壊が起きているとする意見が多く出ており、当サイトでも「医療崩壊」という言葉を使うことがありました。

(参考:韓国の大邱では新型肺炎で病院がパンク状態、患者が入院できず自宅隔離で死亡

(参考:韓国の医療崩壊の現状、医師が倒れ看護師が逃げている

(参考:韓国の新型肺炎で重症患者が300人以上自宅待機

韓国では医療現場の方々がかなり厳しい状況でなんとか踏ん張っていると言えるでしょう。尊敬に値します。

 

「韓国で医療崩壊が起きていない」と主張するは主に検査推進派

一方で韓国では医療崩壊が起きていないという主張もあります。確かに入院治療を受けられずに死亡する人もいるけど現実には死亡率は低く韓国の医療体制は崩壊せずに機能しているという意見になります。

現実に韓国の新型肺炎感染者の死亡率は1.0%程度で日本よりも低い状況となっています。感染が爆発している他の国と比較しても相対的に死亡率は低い。

(参考:韓国の新型肺炎(武漢肺炎)の感染者数、死亡者数など

(参考:新型肺炎、世界の感染者数と死亡者数まとめ

そして韓国のように検査数を多くしても医療体制が機能するので、日本でも韓国のようにもっと検査数を多くすべきという話に繋がります。

検査を多くすることによって新型肺炎感染者の早期発見、クラスタの早期発見、そして新型肺炎の早期収束に繋がる。逆に現状のように検査しないことで感染者の発見が遅れて街中に感染者があふてそれこそ医療崩壊しまうのでは?という話になります。

当サイトでもその意見も一定程度は正しいと判断しています。そのため、最近では韓国の状況を医療崩壊よりも医療パンクという言葉を使うことが多くなっています。

 

どちらも一長一短あり

この辺り、もっと検査すべきなのか?それとも現状のままで必要以上の検査をしない方が良いのか?

そのどちらが正しいのか?と言われると、、、どちらも正しいとしか言えません。

現実に韓国では医療パンク状態で入院治療を受けられずに亡くなっている方もいますし、その一方で何とか医療体制は何とかぎりぎりで残って死亡率を抑えています。

すなわち「検査を今のままで最低限に抑えるべき」という意見と「検査をもっとするべき」という双方の意見はどちらも一長一短があり、どちらが正しいと断言はできないと考えます。これは当サイト考え方としての大前提として理解いただきたいところ。

韓国ももう少ししたら完全に医療崩壊していた可能性もあるし、逆にうまく感染者が少なくなり早期収束する可能性もあります。どちらにころぶか分かりません。

よって当サイトでは「どちらも一長一短があるので判断できない。国の決定に従うべき」と考えています。

一方でネットの議論などを見ていると韓国と比較する上で肝心な部分が抜けていると感じるのでその点を補足したいと思います。

 

韓国との検査体制比較で考えるべき点は他の治療や法整備の違い

韓国との検査体制比較で考えるべき点は新型肺炎以外の治療や法整備の違いの2つになります。それぞれについて以下にまとめます。

 

他の病気で治療を受けられないケースや死亡する事例も(記事「死亡した17歳の親 “熱41度を超えるが、病院は家に帰した」より)

記事をざっくりとまとめると以下のような感じ(リンク先は韓国語です)。

記事タイトル:死亡した17歳の親 “熱41度を超えるが、病院は家に帰した

 

<記事をざっくりまとめてみると>

  • 韓国の大邱(新型肺炎の患者が多数いる地域)で17歳の少年が死亡し、新型コロナウイルスとの関連性が注目されている
  • マスクを購入するために雨の中で1時間も並んで購入したがその後体調が悪化
  • 41℃もの熱が出ているということで3月12日に病院へ。解熱剤を出して自宅に帰し次の日に検査をするということに
  • 3月13日は検査をしたが肺に炎症があることで強い薬を出したのみ
  • その後、病状が悪化し他の病院に入院したが死亡した
  • 新型肺炎の検査では何度も陰性だったが最後の検査では陽性となっているおり確定していない状況

参考元:死亡した17歳の親 “熱41度を超えるが、病院は家に帰した(中央日報2020年3月18日)

この韓国での17歳少年の死亡事例を見るといくつか問題点が挙げられます。

1つは41℃もの熱が出ているのにも関わらず入院することもなく普通に家に帰したということ。しかも翌日にはX線撮影で肺炎の疑いもあったのにやはり自宅に帰したということです。何故、これほどひどい状況だったのに入院治療をしなかったのか?

それはやはり新型肺炎の関係で入院する空き部屋がなかったなどの可能性を感じるところ。

今回、新型肺炎かどうかの判定はまだ出ていませんが新型肺炎以外の病気で治療を受けられないという事例も多くなっており今回もそのうちの1つと言えそうです。

すなわち韓国で新型肺炎の死亡率が低いとしても、現実には医療パンクによって他の病気で受診できない人や死亡している人も出てきているのが現状なのです。

韓国では新型肺炎の死亡率が低いから医療崩壊していない。日本でももっと検査すべきという話だけでは片手落ちと言えます。他の病気の死亡率なども確認する必要があります。

(もう1つの問題として、感染していなくても陽性と出る偽陽性や、感染していても陰性と出る偽陰性の問題もありますがここでは詳細は省きます)

 

韓国では新型肺炎感染者の個人情報を国が収集しているからこそ検査を多くしても機能している

あともう1つ肝心なこととして、韓国では新型肺炎の感染者や濃厚接触者などの隔離者について国が個人情報を収集しています。

その個人情報はクレジットカードの利用履歴やGPSのデータなど多岐にわたります。すなわち新型肺炎感染と判定されたらそれまでの行動履歴や、それ以降の隔離が終わるまでの行動履歴を全て国が把握することになります。

韓国で新型肺炎感染者の移動のデータ情報がアプリで分かるのはこの辺りの情報(感染確定までの感染者の移動経路)を国が公開しているからです。

また韓国では感染確定者は最低でも自宅隔離になります(他の濃厚接触者も検査し検査結果が出るまで自宅隔離)。そして自宅待機中に出歩いたら罰金などの罰則が加えられます。当然のことながらGPSデータなどは国が把握するので違反したらすぐに分かります。

この辺り個人情報収集については日本では法整備しないと無理でしょう。

もし日本で現状のままで単純に検査数を増やしたら感染確定者が病院などに行く可能性もあります。何の罰則もないので病院に行ってしまい、他の人にうつしてしまう可能性がある。それによって医療現場から感染拡大するという最悪の事態になる可能性もあります。

従って日本で新型肺炎の検査数を増やすならば、国がGPSデータやクレジットカード利用履歴、ポイントカードなどの利用履歴など国が個人データを収集することが可能になる法律を整備する必要があるでしょう。

また感染確定者や濃厚接触者などが自宅隔離中に出歩いたら罰金などの罰則を与えるという法整備も必要でしょう。

現実には日本ではこれらの法整備をしようとするとかなりの反発が予想されます(特に個人情報の部分)。実質的にかなり厳しいのではないでしょうか。

「韓国は検査をたくさんしても医療崩壊していないから日本も真似て検査を多くするべき」という意見は分かりますが、それは韓国の表面的な情報だけを見ている危険な意見であるということを認識すべきです。検査を多くするだけでなく社会全体としての防疫体制を真似しないと無意味でしょう。

 

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7 件のコメント

  • 韓国のようにたくさん検査をする、日本のようにたくさん検査をしないの2つはどちらが正解ということは言えないでしょうね。
    とは言え、少なくとも日本においてはたくさん検査をしない選択でよかったと感じました。

  • 国民に仕事をさせるのが大好きな日本ですから検査しまくるにしなくて良かったと思います。
    韓国の色んな情報を提供するとは凄いですね。

  • ああ、これはひどい話だね。韓国人に生まれなくて良かった。まず不運な少年の冥福を祈ろう。
    たける氏の『忍耐強さと公平であろうとする姿勢』に共感を覚える者として、別の見方を加えさせていただこう。
    韓国社会は財閥、政治家、役人、医師、弁護士などのエリートでないと勝ち組になれない。そのために学閥、縁故、人脈、金をフルに動かすことで勝ち組に入れる。子供がバカでも親に力があるならソウル大卒の学歴さえ手に入る。チョグク前法相一家がこれを盛大にやってくれたね。韓国の勝ち組は‥‥何でも手に入る。
    この不運な少年はそういう勝ち組の家庭の出自ではなかったので当然のように後回しにされた=放置のではないだろうか。少年の死は検査派や医療崩壊派が互いに主張するような高尚なものではなく、いつもの韓国社会の一面だったという気がする。

  • 17歳の少年が亡くなったというような事例は切ないですが、韓国での死亡率は日本よりも低いなんて驚きました。

  • 検査はした方が感染の広がりは防げると思います。ですが今、日本の場合、体調不良で病院に行っても医者はコロナと風邪の関係性の話だけで終わり、ろくな診察はありません。(私も最近、体調不良で病院に行ったのですが、そのような診察でした。)結局のところ、風邪とコロナ以外の病気の人も、病気の発見が遅れたりしていると思います。韓国の場合も同じ状況なのかな?

  • 17歳の少年41°も高熱あるのに家に帰すなど有り得ない。新型コロナ患者だけ治療すれば良いものではない。

  • 日本でも同様ですが、国民や国益を考えた論議がされているとは思えません。
    安倍政権はかなり慎重な対応で、今のところはパンデミックを抑え込めているとも言えますが、もし自分に発熱などの症状が出て苦しい時に4日間の自宅待機が出来るのかと考えてしまいます。
    逆に野党が言うように検査が簡単に出来るようになれば、病院がクラスター化してしまい、持病などによる定期通院も難しくなるのは明らかです。
    韓国の「医療崩壊が起きていない」=検査推進派と真逆の検査慎重派という構図は、日本のリベラル派と保守派の対立構造と同じですね。
    新型肺炎(武漢ウイルス)の問題は災害と同じですので、政争の具にするのではなく、与野党やマスコミも一丸となって国や国民を守るための行動を速やかにおこなってもらいたいものです。

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