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韓国2020年4月末の外貨準備高は37.7億ドル増となりました。3月末は急減しましたが再び4月に増加しました。通貨安の危機は脱したと言えるのでしょうか?それでは報道の内容などを解説していきます。
目次
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記事「【韓国】4月末の外貨準備高、37.7億米ドル増」より
記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。
記事タイトル:【韓国】4月末の外貨準備高、37.7億米ドル増
<記事をざっくりまとめてみると>
参考元:【韓国】4月末の外貨準備高、37.7億米ドル増(NNA2020年5月8日) |
韓国の2020年4月末の外貨準備高は増加
韓国銀行は5月7日に2020年4月末の外貨準備高は37億7000万ドル増加しました。
2020年3月末は90億ドル減少していた
先月発表されていた2020年3月末の外貨準備高は90億ドルもの減少でした。
為替介入に使った分もあるでしょうし更にはドル高の影響で有価証券が減少したからだと思われます。
有価証券が37億7000万ドル増加
一方で韓国の2020年4月末の外貨準備高は37億7000万ドルも増加しました。
これはドル安傾向にあったからだと思われます。
ドルベースではない有価証券の価格が上がったのでしょう。韓国銀行は外貨準備高の詳細な内容は伏せていますがドル高時に外貨準備高が減り、ドル安時に外貨準備高が上がることから考えると有価証券はドルベースではない可能性が高いと思われます。
(ドルベースでないことは危険だと思われます)
現金が5億ドル減少
2020年4月の韓国ウォンの値は比較的安定していたと思われます。とは言え1200以上のラインであり安心できるラインではありません。
そのため為替介入を考慮し注視していたのは間違いないところでしょう。
その一方で新型コロナの影響で輸出が厳しくなっています。ウォン安は輸出に有利なので多少のウォン安は仕方がないとしている可能性があります。
そのため多少のウォン安には目をつむり為替介入はそれほど行われず。その結果として現金は5億ドルの減少とほぼ前月と変わらない数字になったのだろうと思われます。
2020年5月は?
世界的に新型コロナの影響はやや収まってきています。そのため2020年5月は安定してくる可能性があります。
ウォンも高くなる可能性があります。その場合は為替介入が行われないので外貨準備高はやや増加する可能性が高い。
その一方で韓国の経済不安が高まったり輸出が更に落ち込むようであればウォンが売られる可能性もあります。その場合は為替介入をして外貨準備高が減る可能性が高まります。
現実の韓国経済に目を向けると韓国の連休中は国内便の乗客率が飛躍的に上がりデパートなどの売上が増加したという情報もありプラス要因と言えるでしょう。ただ、それでもまだ内需が戻ってきた恩恵を受けていない業種はたくさんあり失業率などが上がる可能性あり予断は許さない状況と言えます。
また韓国の外貨準備高は4000億ドルレベルでかなり高い水準ではありますが現実に使えるお金は少ないという情報もあります。その点も不安材料と言えます。
(参考:韓国、外貨準備高の実態)
(参考:韓国の外貨準備高2020の推移、内訳)
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3月末は90億ドル減で、4月末は37.7億ドル増とのことですが、トレンドで見るのか、区切り(日本的に3月末が締めが多い?)
で見るのか、よく解りません。
「有価証券で米ドル建てでないものが多い」とのコメントですが、基準日の米ドルと韓国ウォンの一定の交換レート換算で
算出でしょうか?
>さなぼりさん
外貨準備高なので基本的にはウォンはありません。
米ドルやその他の通貨。
それを米ドル基準で算出ですね。