現代自動車の二次協力会社が事業放棄で生産のピンチに

現代自動車の二次協力会社が事業放棄で生産のピンチに
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現代自動車は二次協力会社が事業放棄したことで自動車製造ピンチに陥っています。新型コロナで厳しい状況ですが、部品工場が止まるとそのまま自動車の生産が全てストップするのでは話になりません。その辺り韓国報道の内容を解説し、韓国の反応も解説します。

目次


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記事「「経営悪化、もう限界」2次協力会社が納品放棄…現代車、国内部品調達に支障」より

記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。

記事タイトル:「経営悪化、もう限界」2次協力会社が納品放棄…現代車、国内部品調達に支障

 

<記事をざっくりまとめてみると>

  • 現代自動車グループは2次協力会社ミョンボ産業が経営悪化を理由に納品中断と事業放棄を宣言したことで現代車蔚山(ウルサン)工場は6月18日午後からパリセードとツーソン用の部品の在庫がなくなり車両の出庫ができない状況になった。サンタフェ、ネクソ用の部品も一日分しか残っていない状況でピンチに
  • ミョンボ産業が工場を閉鎖したことで現代車は部品の製作に必要な金型の確保もできず調達先の変更も難しい状況
  • 自動車業界では現代車グループのサプライチェーンが非効率的だった(部品の製造で特定の工場に偏っていた)という理由で「来るべき時が来た」という反応
  • 国内最大手の現代車グループは1・2・3次協力会社とつながる垂直的な部品サプライチェーンを構築してきた。利潤が少なくても大量納品を保証し協力会社は納品ラインの多角化なく安定的な経営をしてきた
  • しかしながら、ここ数年は自動車の製造台数が減少、納品量の保証をめぐり「現代車-1次協力会社間」、「1次-2次協力会社間」で契約などの問題が頻発するように。2次協力会社は有利な条件を得るために金型を持って潜伏することもあった
  • 今後、対立が増えれば増えるほど現代自動車の生産停止が頻繁に起こる可能性がある
  • 専門家らは現代車グループが非効率的なサプライチェーンにもう少し早く手を入れるべきだったと指摘

参考元:「経営悪化、もう限界」2次協力会社が納品放棄…現代車、国内部品調達に支障(中央日報2020年6月19日)

 

現代自動車は部品調達できず自動車生産がピンチに

現代自動車では2次向上がストップしたことで部品調達ができずに自動車生産がピンチになっています。

 

2次部品工場が生産中止したことで現代自動車の自動車製造できず

現代自動車の2次部品工場が経営悪化を理由に生産と納品を中断しました。

こういうケースの場合は現代自動車が他の部品工場から仕入れることができればいいのですが、今回の場合は他の工場で作っていない部品でした。

しかも工場が閉鎖された関係で金型を入手できず。そのため工場を開けてもらわないことには部品を作れません。

サプライチェーンの脆弱さが出てしまった形です。現代自動車は1つの部品工場が動かないだけで自動車製造ができない状況になるということが判明しました。

これは2020年2月にもワイヤーハーネスの生産が止まって自動車製造ライン全てが止まったのと同じような状況

(参考:2019年絶好調だった現代自動車が赤字のピンチ!?

 

自動車部品工場の厳しい状況

このような状況になった理由はいくつかあるのですが、まずは自動車部品工場の厳しい状況が挙げられます。

現代自動車の部品工場は少ない利潤でも大量の注文を受けることで利益を上げてきましたが最近では自動車製造の海外移転が進んで、国内での生産は減り続けています。

そのため自動車部品工場が十分な生産量を稼げず利益を出すことができない状況になりつつあります。

そしてとうとう生産中止に追い込まれる工場も出てきたのです。

2次工場としては借金を少しでも返すために1次工場に工場ごと買い取ってもらいたいところですが、1次会社も余裕はありません。金型など必要な装置だけ、できるだけ安価で購入したい。

そこで2次会社は金型をもって潜伏することも。それで少しでも有利な条件で買い取ってもらうことを考えるわけです。

部品工場は余裕がありません。今後も倒産する可能性はありますが倒産しても他から調達できるようなシステムを作る必要があります。現代自動車は早急に対応する必要があると言えるでしょう。

 

韓国の反応

韓国の主な反応は以下の通り。

<韓国の主な反応>

  • これも労組が悪い
  • パートナー企業の利益を労組が吸っている
  • 私達2次部品工場はつらい。現代自動車の労組がストライキする時には私達も部品製造を止めるしかない。その時期に労組みたいに給料はもらえない
  • 現代自動車の人件費が高くなり部品は値段を下げざる得ない。そうしてしわ寄せが部品工場に
  • 部品工場は利益を出せず大企業が利益を上げる形になっている。下請け部品工場は厳しい
  • ここ2年で最低時給が急激に上昇した。その結果、賃金、退職金、保険料も上昇。そのために部品工場は利益が出なくなった。でも現代自動車は大幅利益増。下請け会社がお金借りてしのぐのも限界がある

 

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2 件のコメント

  • 販売利益を上げるには販売価格を企業努力するようにと消費者に言われる上の会社から、製造期間短縮や色んな難題を投げつけられて還元がされないならそうなります。

  • 下請けから搾るだけ搾って置いて、自分たちはストライキをやって給与を上げ、さらに下請けに圧力をかける。これは韓国自動車業界の終わりの始まりに過ぎませんよ。今後韓GM、ルノー三星、双竜自動車の下請けは数ヶ月以内に崩壊すると思いますよ!

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