韓国2020年6月輸出は前年比10.9%減少

韓国2020年6月輸出は前年比10.9%減少となったようです。これで3ヶ月連続輸出の二桁減少。新型コロナの影響で仕方がないとは言え厳しい状況が続きます。それでは韓国の報道や韓国の反応をチェックしていきましょう。

記事「輸出3ヶ月連続で2ケタの減少… 6月に10.9％↓」より

韓国の輸出は3ヶ月連続で前年比2桁減少ということで大幅減少が続いています。

新型コロナウイルス感染症（コロナ19）衝撃の余波が続き、6月の輸出が前年同月比10.9％減少した。3ヶ月連続で2ケタ減少を続けた。

（中略）

操業日数を考慮した一日平均輸出は18.5％減少したことが分かった。これ5月（-18.3％）より小幅悪化したものである。

引用元：https://www.hankyung.com/economy/article/2020070186117（2020年7月1日）

世界経済が落ち込んでいるとは言え韓国経済の厳しい状況は続いてます。

韓国の2020年6月も大幅減少

韓国の輸出は2020年6月も大幅減少が続いています。

新型コロナの影響で2020年4月、5月と2桁減少

韓国の輸出は新型コロナの影響で2020年4月、5月と2桁減少となっていました。

（参考：韓国2020年4月は99ヶ月ぶりの貿易赤字、輸出は24.3%の急減）

（参考：韓国の2020年5月輸出は前年比23.7%の大幅減少）

4月、5月は20%以上の減少となっていますが1日あたりに換算するとそれぞれ17.4%減少、18.4%減少（速報値）です。

2020年6月は更に悪化？

それと比較すると2020年6月は数字としては10.9%減少と回復傾向に見えますが1日辺りの輸出は18.5%ということで更に悪化しているとも言えます。

新型コロナが始まった頃は2020年7月頃から輸出は回復傾向に移ると予想する向きが多かったのですが現実には7月も不透明。まだ底が見えていない可能性もあります。

韓国は内需が弱く輸出比率が高い国なのでかなり厳しい。

品目別には回復傾向も？

自動車の輸出は前年比5月（-54.2％）から6月に（-33.2％）、自動車部品も5月（-66.8％）から6月（-46.0％）、繊維5月（-43.6％）から6月（-22.3％）、石油化学は5月（-33.9％）から6月（-11.8％）でそれぞれ減少幅が減る傾向にありますがこれも操業日から考えると回復していると見てよいのか疑問（繊維、石油化学は減少幅の回復が大きく回復傾向にあると思われます）。

この辺りも7月の状況を見定めたいところです。

韓国の反応

韓国の主な反応は以下の通り。

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