韓国でも中国武漢発の新型肺炎患者を確認

日本に次いで韓国でも中国武漢発の新型肺炎患者を確認したとのことです。

記事「武漢肺炎、国境を超えた「春節」訪韓控え防疫緊急」より

記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。

韓国でも中国武漢発の新型肺炎患者を確認

日本に続いて韓国でも中国武漢発の新型肺炎患者を確認したとのことです。

発症者は武漢からの渡航者

日本で発見された感染者も韓国で発見された感染者も共に武漢から渡航してきた中国人です。そのため中国全土に広がっているかどうかは微妙なところ（北京でも見つかったという情報は出ていますが広がっているかどうかは未知数）。

あと両者ともに発症者の多いとされる市場には行っていないとのこと。すなわち人から人への感染経路で発症したものと思われます。

となるとこれまで報道されているよりも感染力は強いと見たほうが良さそう。武漢以外にも広がっている可能性もあり予断は許さないところです。

中国からは約200人の感染者がいると発表されていますが、海外で発見される例が相次いでいるところを見ると現実にはもっと多い。イギリス研究チームは1700人以上と発表しておりおそらくはイギリスの発表チームの数字もしくはそれ以上の感染者がいると思われます。

そうでなければ日本や韓国など海外でぼろぼろ感染者が見つかるとかあり得ません。

日本ではマスコミがそれほど大騒ぎするほどではないみたいな表現をしていたところもありますが、少なくとも感染力はかなり強くい。そして入院患者数に対する死亡者の割合は1%程度。すでに20人程度の死者が出ている可能性もあるでしょう。

現時点で既に脅威と見たほうがいいと思われます。

韓国では警報の段階を注意に引き上げ

韓国では警報の段階を注意に引き上げています。

・関心（海外で新型感染症発生と流行）
・注意（海外新型感染症の国内流入）
・境界（国内に流入した海外の新型感染症の限定電波）
・深刻（国内に流入した海外新種感染症のコミュニティ電波や全国拡散）

今後の推移を見守るというところですが1月下旬の春節(旧正月)の中国人観光客が世界に出るということで恐ろしいところ。

世界中に広がれば東京オリンピックにも影響を与える可能性があるかもしれません。

マスク、手洗い、うがいなど

現状ではどこまで強いウイルスなのか判断が困難。死亡率は低いものの感染力はそれなりにありそう。

そして中国からの渡航者が今後は急激に増える（春節）と思われるのでマスク、手洗い、うがいなどはいつもよりしっかりした方がいいでしょう。

現時点ではそれほど死亡率は高くなく毒性が強くないとはされていますがウイルスは感染を繰り返すことで変異する可能性もあります。恐れ過ぎも問題ですが個々で対策はした方が良さそうです。

特に発生源が中国ということも注意したいところ。1月初旬では新たな感染者が出ていないとのことで安心しているうちに急増しており情報元が信用しずらい。最低限の対策を個々で行うことを考えたいところです。

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