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今回は韓国関連ではありません。ご了承ください。中国、武漢発の新型肺炎情報をまとめます。大騒ぎするのも駄目ですが何も知らずに対策もしないというのも駄目だと思います。中国から渡航者が増える時期なので各自情報を取って注意しましょう。
目次
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新型肺炎による感染者数、死者数情報
新型肺炎による感染者数、死者数の情報は以下の通り。
感染者は4607人に拡大し、死者も106人(1月28日)
28日午後11時(日本時間29日午前0時)時点の集計によると、新型コロナウイルスによる肺炎の中国本土の感染者は4607人に拡大し、死者も106人に達した。中国本土以外では、ベトナムに続いてドイツで人から人への感染が疑われる例が確認されるなど、感染者は17か国・地域の計79人に
(参考元:新型肺炎、中国本土で4607人…死者106人に(読売新聞2020年1月28日))
新型肺炎発症2800人、死者82人に、北京でも初の死者(1月27日)
中国の李克強首相は27日、新型コロナウイルスによる肺炎が発生した湖北省武漢市を視察、感染拡大の阻止を目指す姿勢をアピールした。上海市は27日、市内の企業を2月9日まで休業させる措置を発表した。中国メディアによると、中国本土の発症者は2800人。北京市で27日、男性1人が死亡し、死者は82人に増えた。北京での死者は初めて
(参考元:新型肺炎、北京でも初の死者 発症2800人、死者82人に(共同通信2020年1月27日))
それ以前の感染者数
★新型肺炎 感染者2000人超、死者56人(1月26日)
新型コロナウイルスの感染者数は世界全体で2000人を超えた。また死者の数も56人に達している。中国の衛生当局によると、中国本土の感染者数は1975人に達した。(1日で一気に600人増)
(参考元:新型肺炎 感染者2000人超、死者56人(日テレ2020年1月26日))
★新型肺炎 感染者1320人超(1月25日)
世界保健機関(WHO)は25日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が全世界で1320人になったと明らかにした。前日の集計に比べ474人の大幅増。
(参考元:新型肺炎、WHO集計も大幅増 計13カ国・地域で1320人(共同通信2020年1月26日))
★1100人以上発症、死者41人(1月25日)
24日に確認された15人の死者は50代~80代の男女で、いずれも交通機関の閉鎖などが続く省都・武漢市で確認された。同省内の死者は計39人。中国ではほかに河南省、黒竜江省でそれぞれ1人の死亡が確認されている。感染者数は湖北省での増加分を加えると、全土で1千人を上回ったとみられる。
(参考元:新型肺炎、中国での死者計41人に 感染者1千人超か(朝日新聞2020年1月25日))
★中国で830人発症、死者26人(1月23日午後7時)
湖北省で24人、他には河北省、黒竜江省でそれぞれ1人の死者
(参考元:新型肺炎の死者26人に 黒竜江省でも1人死亡(産経新聞2020年1月24日))
★中国で628人発症、死者17人、31行政区のうち27省に拡大(1月23日午後7時)
中国本土での新型コロナウイルスによる肺炎の患者は23日午後7時(日本時間同8時)までに31の省・自治区・直轄市のうち27で確認され、計628人になった
(参考:中国、新型肺炎の患者は628人に(共同通信2020年1月23日))
その後、武漢市以外でも初めて死者1人が出たとの発表も。合計で死者は18人に。
★中国で571人発症、死者17人、31行政区のうち25省に拡大(1月23日午前0時)
中国政府は2020年1月23日、新型コロナウイルスによる肺炎の患者が同日午前0時(日本時間同1時)までに571人になったと発表。
前日の同時刻の集計に比べ131人増加。死者は8人増えて17人。全員が武漢市を含む湖北省だという。患者は国内31行政区のうち25省・直轄市・自治区に拡大
(参考:中国の死者17人 542人発症 タイ人初感染…影響広がる 新型肺炎(時事通信2020年1月23日))
★中国で542人発症、死者17人(1月22日)
中国メディアによると、中国本土での新型肺炎による死者は、8人増えて17人となり、発症した人も542人に増えた。
(参考:中国の死者17人 542人発症 タイ人初感染…影響広がる 新型肺炎FNN2020年1月23日)
中国の対応
以下、中国国内の対応についてまとめます。1月23日から対象地域からならびに対象地域への移動制限などが始まっています。北京駅では9割の人がマスクをしているという情報も。
国外団体旅行を27日から停止(1月27日)
感染の拡大が続く「新型コロナウイルス」の封じ込めのため、中国政府は27日から、中国人らの団体旅行を国外も国内も停止することを決めた。国内向けはすでに1月24日から中止。なお個人旅行は対象外。
(参考元:中国が「新型肺炎」封じ込めで国外団体旅行を27日から停止(FNN2020年1月26日))
新型肺炎対策に160億円を緊急拠出、中国・財政部(1月26日)
湖北省武漢市などの地域で感染が相次いでいる新型コロナウイルスによる肺炎について、国務院の指示に基づき、23日、湖北省に対して感染防止と抑制のための補助金として10億元(約160億円)を緊急拠出。
(病院施設などへの人員派遣、病院の建設、物資の調達、移動停止のための人員確保などと思われます)
(参考元:新型肺炎対策に160億円を緊急拠出、中国・財政部(CNS2020年1月26日))
北京市、市境超えるバスの全面運行停止 新型肺炎対策(1月26日)
中国国営中央テレビは25日、北京市政府が26日から市境を超えるすべてのバスの運行を停止すると報じた。湖北省武漢市から波及した脅威が、首都の移動制限にまで及ぶことになる
(北京以外も同じような動きを見せていると思われます。中国全土で移動の制限を開始)
(参考元:北京市、市境超えるバスの全面運行停止 新型肺炎対策(朝日新聞2020年1月26日))
上海ディズニーの営業一時中断(1月25日~)
米ウォルト・ディズニー<DIS.N>の上海ディズニーリゾートは、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を防ぐため、25日から営業を一時停止すると発表した。
中国は24日から春節に伴う7連休に入り、通常なら上海ディズニーには大勢の観光客が訪れる時期。
(参考元:上海ディズニー、25日から営業一時停止 新型肺炎の拡大防止へ(ロイター2020年1月24日))
中国はわずか11日の突貫工事で武漢に専門病院を建設へ(1月24日)
中国はわずか11日の突貫工事で武漢に専門病院を建設へ動くようです。早ければ2月3日から稼働。2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)の感染が広がった際に7日間で完成させた北京の病院がモデル
(参考元:中国・武漢で異例の突貫工事 わずか11日間で新型肺炎の専門病院を建設へ(スポニチ2020年1月24日))
武漢市に近接する黄岡などからの移動も制限(1月24日)
湖北日報が24日伝えたところによると、湖北省では計10都市が一部交通機関の運行を停止している。
赤壁、仙桃、枝江、潜江、咸寧、黄石、恩施市はバスの運行を停止。枝江市は病院、スーパーマーケット、ファーマーズマーケット、ガソリンスタンド、薬局を除くすべての公共施設を閉鎖した。
恩施市は屋内の娯楽施設も閉鎖。また、鄂州市は列車の駅を閉鎖している。
(参考元:新型肺炎、中国の死者25人に増加 発症者は800人超え(ロイター2020年1月24日))
中国当局は1月23日に武漢市に隣接する黄岡市も交通を遮断すると発表。黄岡の人口は約750万人で、武漢から70キロに位置する。市当局によると、鉄道駅は24日午前0時から追って通知があるまで封鎖される。全車両を対象に検問が行われ、バーや映画館、インターネットカフェ、中央市場などが閉鎖。
この辺りの動くはさすが中国。初動は遅かったのですが動き出したら早い。移動制限とかためらいそうですが即決断。
(参考元:中国、武漢に次ぎ2つ目の都市「封鎖」へ ウイルス感染拡大予防(時事通信2020年1月23日))
感染が拡大している武漢市からの移動を制限(1月23日)
武漢市は23日午前から空港と鉄道の駅で武漢から離れるルートを閉鎖すると通達。バスや地下鉄などの市内の交通機関も止め、レストランなどの公共施設に入る際にはマスクの着用を義務付けました。
(参考元:新型肺炎の死者拡大…武漢の空港や駅を“封鎖”(テレ朝ニュース2020年1月23日))
以下、BBCニュースの動画も参考にしてください。
BBCニュース – 新型コロナウイルス、これまでに分かっていること https://t.co/cnQ8XKwu9u pic.twitter.com/DMbPAP6UqJ
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) January 23, 2020
封じ込めをする当局ですが自家用車で脱出を試みている人も多いようです(自動車での移動も制限されているという情報もありますが)。
中国人が武漢から大逃亡ラッシュが始まったようです。高速道路は武漢から脱走する車が渋滞してます。 https://t.co/2xzlaSf4Vz
— 孫向文 (@sonkoubun) January 22, 2020
その理由はやはり食糧や物資などの物流に不安などがあるためか。民間が止まったら軍が運ぶしかない。移動を制限するのはいいが、今後、武漢で混乱が広がる可能性もあるかもしれない。
武漢市の人口1100万人 食の安定供給が問題になる。遮断にともない物流も止まるので、軍が非常食の配布など対応する必要がある。中国に非常計画あるのだろうか?
— 渡邉哲也 (@daitojimari) January 23, 2020
中国新型肺炎でボクシング五輪予選中止(1月22日発表)
新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がる中国・武漢市で2月1日から開催予定だったボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選を中止すると22日、主催者が発表した
(参考:中国新型肺炎でボクシング五輪予選中止…代替地にフィリピン浮上(スポーツ報知2020年1月23日))
女子の東京五輪最終予選B組の会場を南京市に変更(1月22日発表)
アジア・サッカー連盟(AFC)は22日、武漢市で2月3~9日に開催予定だった女子の東京五輪最終予選B組の会場を南京市に変更すると発表
(参考:新型肺炎 サッカー女子五輪予選会場を変更 中国・武漢で2月開催予定(毎日新聞2020年1月22日))
WHOの発表、感染拡大の判断など
WHOの発表、感染拡大の判断などは以下の通り。
初期に体温が正常な病例も多い、また潜伏期間にも感染する(検疫が困難、感染力強い)
中国国家衛生健康委員会の馬暁偉主任は26日の記者会見で、新型肺炎の特徴について「1~14日の潜伏期間にも感染性があるのが、重症急性呼吸器症候群(SARS)との大きな違いだ」と指摘。また、「初期に体温が正常な病例も多く、感染力も強まっている」
(参考元:新型肺炎患者2000人突破 中国で死者56人、感染拡大続く(時事通信2020年1月26日))
発熱せずに死亡した例も(検疫が困難)
検疫ではサーモグラフィーなどを使って検査をするようですが発熱せずに死亡した例も。
中国で広がる新型コロナウイルスに感染し死亡した患者の中には、発熱の症状を示さなかった人がいる。発熱検知装置を使って感染者の入国を水際で阻止しようとそる各国当局の取り組みが難しくなりそうだ
(参考元:中国の新型コロナウイルス、発熱せず死亡も-水際での阻止困難(ブルームバーグ2020年1月23日))
新型肺炎、WHOが評価訂正 世界的にも「危険性高い」と修正
世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルスによる肺炎に関する26日付の状況報告で、地域別の危険性の評価について、世界的には「並」としてきた表記が間違っていたとして「高い」に訂正した。当初から「高い」と判断していたが、報告に記載ミスをしたと明らかに
(参考:新型肺炎、WHOが評価訂正 世界的にも「危険性高い」(共同通信2020年1月28日))
おいおい、WTOもいい加減な組織だな、、、
WTOは武漢で4次感染まで確認、致死率3%程度と発表
WHO(世界保健機関)は、中国・武漢で、すでに4次感染が発生しているとして警告。患者1人から広がる感染力は、1.4人~2.5人程度とする推定値
(参考:新型コロナ「4次感染」も 国内では2例目感染者(FNN2020年1月25日))
英米研究チームは武漢で35万人以上が感染と推測
イギリスのランカスター大学とグラスゴー大学、そしてアメリカのフロリダ大学の研究者からなる研究チームが科学論文を発表、恐ろしい予測をした。
2月4日までには、武漢だけで、感染者数が25万人以上に達するというのだ。論文によると、感染者数の予測区間が164,602人〜351,396人とあるから、最大35万人超が感染している状況となる可能性が。
この研究チームによると、武漢で感染していると診断された人々の数は、実際の感染者のわずか5.1%に過ぎないという。つまり、約95%の感染者は自分が感染していることがわかっておらず、そのため、他の人に知らず知らずのうちに感染させている“潜在感染者”ということになる。
参考元:新型肺炎「武漢だけで、2月4日までに最大35万人超が感染」英米研究チーム(飯塚真紀子2020年1月27日)
北大教授は中国で5500人以上と推測
中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、中国での感染は5500人規模に広がっているとする推計結果を、北海道大医学研究院の西浦博教授(理論疫学)らが24日、医学専門誌に発表
(参考:新型肺炎の感染「中国で既に5500人」北大教授が推計(産経新聞2020年1月24日))
イギリス専門家チームは4000人以上の感染と推測
ロンドン大学インペリアル・カレッジで、「モデリング」という新型肺炎の感染モデルの解析を行っている専門家チームは、1月18日までに累計で4000人が感染した可能性があると推定
(参考:新型肺炎の感染者は「少なくとも4000人」──専門家が推計(ニューズウィーク2020年1月24日))
中国の専門家は結膜から感染の疑いも指摘
専門家の北京大学第一医院の王広発医師が感染したのも衝撃でした。
王広発医師は結膜から感染の疑いを考えており保護メガネ着用の必要性も指摘しています。
(参考:新型肺炎「結膜から感染の疑い」? 感染した医師が指摘(朝日新聞2020年1月24日))
WHOは緊急事態の判断は保留(1月22日)
2020年1月22日にスイスのジュネーブで緊急委員会を開き、中国で多発している新型のコロナウイルスによる肺炎が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たるかどうかの判断を保留した。23日も議論を続ける。
(参考元:WHO、「緊急事態」判断保留 中国新型肺炎、さらに議論へ(時事通信2020年1月23日))
中国政府は変異の可能性を示唆
中国政府からの要請で武漢で調査した感染症の専門家は新型コロナウイルスについて「もちろん変異するだろう」との見方を示し、感染力や毒性が増すこともあると指摘。
(参考元:新型肺炎の死者拡大…武漢の空港や駅を“封鎖”(テレ朝ニュース2020年1月23日))
世界各国の感染関連情報
世界各国の感染関連情報は以下の通り。これだけ世界中に感染者が出てくると数千人の感染者がいるのでは?と思うところ。
中国各地での感染
国が発表した午前0時(日本時間同午前1時)時点の440人に、各地方政府の個別発表分を加えると547人になった。患者は23省・直轄市・自治区に広がり、全31行政区の3分の2以上に達した
(参考:新型肺炎、中国の3分の2に拡大(時事通信2020年1月22日))
⇒感染者4607人、死者106人まで拡大(1月28日午後10時時点)
ドイツでも1人感染
ミュンヘンの南西30キロにあるシュタルンベルクに住む男性が陽性であることが確認された。容体は良好で、隔離された状態にあるという。年齢や国籍は公表していない
(参考:ドイツ、新型肺炎で初の感染者を確認(ロイター2020年1月28日))
マカオで5人感染者
一方、マカオ政府は26日、域内の新型肺炎患者を新たに3人確認したと発表。マカオでの患者は計5人になった。新たな患者3人はいずれも中国湖北省武漢市在住で20~50代の女性。うち1人は香港からフェリーでマカオに入境しており、香港当局が接触者を調査
(参考:香港ディズニーも休園 マカオの患者5人に 新型肺炎(時事通信2020年1月26日))
カナダでも1人の初感染確認?
患者とみられるのは50代の男性で、最初の感染が始まったとされる中国・武漢市に渡航し、今月22日にカナダ・トロントに空路到着
(参考:新型肺炎の患者、カナダでも初確認 「95%」の確信(CNN2020年1月26日))
ネパールでも感染者1人
ネパールの保健当局は24日、中国湖北省武漢市に留学していた男性(32)が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表。帰国後に判明
(参考:ネパールでも新型肺炎患者(時事通信2020年1月24日))
フランスでも感染者確認3人
フランスのビュザン保健相は24日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染2例を確認したと発表
(参考:仏、新型肺炎の感染2例を確認 欧州で初(ロイター2020年1月25日))
⇒その後、感染者は3人に(1月28日)
ベトナムで感染確認2人
ベトナム当局は発症者2人が国内で初めて確認されたと発表。2人は中国人の男性(66)と息子(28)
(参考元:新型肺炎、ベトナムでも2人発症 中国人親子(産経新聞2020年1月24日))
シンガポールで4人感染確認
シンガポール保健省は23日、同国で初めて新型コロナウイルスによる肺炎の発症者1人が確認されたと発表。発症が確認されたのは中国・武漢から旅行に来ていた中国人男性、息子にも感染の可能性あり。
(参考:新型肺炎 シンガポールでも初確認、旅行の中国人男性(産経新聞2020年1月23日))
⇒その後、感染確認は4人に
タイで5人感染者確認
タイ保健省は22日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が新たに2人確認されたと発表した。タイ国内で判明した感染者は計4人。
新たに感染が分かったのは、新年休暇の際に中国・武漢を旅行していたタイ人の女性と中国人観光客の男性。
(参考:新型肺炎、タイで新たに2人感染(産経新聞2020年1月22日))
⇒その後5人目の感染確認。
アメリカでも感染者確認2人
西部ワシントン州シアトル近郊に住む男性が新型コロナウイルスに感染したと発表。米メディアによると、男性は30代で武漢を旅行していた
(参考:新型肺炎で死者9人、発症者440人に拡大 米やマカオも初確認(産経新聞2020年1月22日))
⇒その後2人目の確認(中国湖北省武漢市を旅行した60歳の女性で、シカゴで確認)
2人共にアメリカ人、中国に渡航しただけで感染したらしい。
香港で感染者疑い⇒感染確定
香港政府は22日、新型コロナウイルスによる肺炎の疑いが強い患者が確認されたと発表した。中国湖北省武漢市の男性(39)で、同市から高速鉄道に乗り、21日夜に香港入りした
(参考:新型肺炎、香港でも感染疑い 武漢の男性を隔離(共同通信2020年1月22日))
注)後に感染者と判明
台湾1人感染者は安定、12人疑い
中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の台湾での初患者である50代女性について、中央感染症指揮センターは22日午後、状態は落ち着いたと記者会見で発表した。このほか、感染が疑われる12人が現在、検査を受けている。
(参考:新型肺炎 台湾初確認の患者、状態安定 感染疑い12人が検査中(フォーカス台湾2020年1月22日))
⇒その後、感染者は3人に(1月24日)
韓国で3人目の感染者確認
韓国で1月20日に新型コロナウイルスによる「武漢肺炎」が確認された患者が初めて確認。
(参考:「武漢肺炎」韓国内初確診…35歳中国人、空港で直ちに隔離(2020年1月21日中央日報))
⇒その後、1月24日に2人目の感染確認、1月26日に3人目の確認
日本で7人の感染者(うち1人は中国渡航歴なし)
新型コロナウイルスの肺炎で、中国・武漢への渡航歴がない奈良県に住む60代の男性が感染していることがわかりました。日本人の感染は初めてで、国内では7例の感染が確認されています。
(参考元:奈良在住の60代男性”新型肺炎”に感染 中国・武漢への渡航歴なし(カンテレ2020年1月29日))
- 1例目:神奈川、30代男性(中国籍・武漢に滞在して帰国後判明)
- 2例目:東京都、40代男性(中国籍・武漢市民)
- 3例目:東京都、30代女性(中国籍・武漢市民)
- 4例目:愛知県、40代男性(中国籍・武漢市民)
- 5例目:北海道、40代女性(中国籍、武漢市民)
- 6例目:愛知県、40代男性(中国籍、武漢市民)
- 7例目:奈良県60代男性のバス運転手(渡航歴なしの日本人)
厚労省によると、感染したのは神奈川県に住む中国籍の30代男性で、武漢市に滞在していた今月3日から発熱し、6日に日本へ帰国。男性が移動の際に解熱剤を使用していたため、空港のサーモグラフィが感知せず検疫所をすり抜けたと見られている。男性は帰国後すぐに医療機関を受診したものの、病状が改善しなかったため10日に入院。14日に保健所に報告があり、翌15日に遺伝子検査により感染が確認された。
(参考元:日本でも“初”の感染者が!「新型コロナウイルス」の本当の恐さ(SPA2020年1月21日))
⇒その後、1月24日に2人目の感染を確認、1月26日に4人目を確認。全て中国からの旅行者と思われる。北海道、愛知県などでも確認。
世界各国の対応情報
世界各国の対応情報は以下の通り。
新型肺炎が「指定感染症」に閣議決定、日本はチャーター機で希望者を退避を言及(1月26日言及、28日にチャーター機が中国へ)
政府は28日の閣議で、今回の新型コロナウイルスによる感染症を、患者の強制入院などが可能になる「指定感染症」にすることを決定。
「指定感染症」になれば、法律に基づき感染の疑いがある人の強制入院や濃厚接触者の調査などができるようになる。また、就業の制限や医療費の公費負担も可能に
参考元:新型肺炎を「指定感染症」に決定 患者の強制入院など可能に(2020年1月29日)
日本人感染が分かったから急に指定感染症に指定したのでは?という懸念も
地に滞在する日本人で希望する人は、中国政府との調整が整いしだい、チャーター機などを使って全員を帰国させる方針を明らかに
参考元:新型肺炎 現地の日本人 希望者全員帰国させる方針 首相(NHK2020年1月26日)
⇒28日午後8時にチャーター機が出発。29日午前0時29分に、武漢の空港に到着
大阪は独自ルール
府によると、独自ルールでは、感染者について(1)入国経路(利用空港名)(2)飛行機の便が特定されない範囲で入国の時間帯(3)滞在した府内の市町村名と滞在日-を、混乱を招かない範囲で公表
参考元:新型肺炎で大阪府が感染者公表の独自ルール(産経新聞2020年1月28日)
★大阪はしっかりした動きを見せている!吉村知事は「国はほとんど(情報を)公表していないが、楽観視しすぎているのではないか」と述べ、厚生労働省などの情報発信のあり方に疑問を呈した
日本は湖北省全体への渡航禁止、感染症危険情報を3に(1月24日~)、空港では水際作戦(1月24日~)
新型のコロナウイルスによる肺炎をめぐって、茂木外務大臣は記者会見で、中国の武漢を含む湖北省全体に対する「感染症危険情報」について、24日付けで、渡航の中止を勧告する「レベル3」に速やかに引き上げる方針を明らかに
参考元:武漢含む湖北省全体への渡航中止 外務省が勧告 新型肺炎で(NHK2020年1月24日)
中国で新型肺炎が広がっていることを受け、日本政府は武漢市に対する感染症危険情報を「レベル2」に引き上げると発表した。中国への不要不急の渡航をやめるよう呼びかけることにしている。
中国・武漢市が空港を閉鎖すると決めたことを受け、全日空は23日夕方に成田空港から武漢へ向けて出発する便を欠航する方向で調整
(参考元:政府、武漢市の感染症危険情報を「レベル2」に引き上げ(AbemaTIMES2020年1月23日))
厚生労働省は訪日客が増える24日から、武漢からの直行便の乗客に対し、せきや発熱、解熱剤の服用の有無を把握するための質問票を配り、空港の検疫官に提出してもらう予定。武漢に近い上海からの便についても、症状が出た際に医療機関への受診を促す健康カードを配る。
(参考元:新型肺炎、ウイルス潜伏は「7日前後」 日本は水際作戦(朝日新聞2020年1月22日))
上記、水際作戦については世界各国と比べても対応が甘いとの批判も聞かれるところです。他国では中国武漢からの渡航者全員に検疫を実施したり、移動そのものを制限する対策が多い。検疫さえもすり抜けようとする人がいることが確認されている中で自己申告のみで終わらせようとする日本の対応が疑問。1月26日になり世界各国が警戒を強め、武漢からの避難も進める中で日本は未だに水際対策頑張るという情報程度(日本もようやく1月26日夕方に各国に続く形でチャーチター機の運行について言及)。
モンゴルは中国との国境閉鎖 ロシアも極東の3検問所閉鎖
新型肺炎の感染が拡大する中、周辺国・地域では検疫の強化や国境閉鎖などの動きが。
ロイター通信によると、モンゴル政府は27日、中国との国境を閉鎖し、自動車や歩行者の通過を止めた。3月2日まですべての大学や教育機関も閉鎖するという。タス通信によると、ロシアの極東地方でも、ハバロフスク州などの三つの国境検問所を2月7日まで閉鎖
参考元:モンゴルは中国との国境閉鎖 ロシアも極東の3検問所閉鎖(2020年1月28日)
アメリカに続いてロシア、中国、韓国、フランスも武漢から退避させる動きを
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、アメリカ政府は武漢市にいるアメリカの外交官や市民を退避させるため、きょうにもチャーター便を運航させる手続きをしているという。
また、韓国の外務省は武漢在住の韓国人を退避させるチャーター便の準備を進めていると明らかにした。在中国のロシア大使館も「我々は武漢にいるロシア国民から、脱出したいという要望を受けている」として中国当局と協議を進めている。一方、フランス政府は武漢にいるフランス人が武漢を離れたいと希望した場合、バスを手配する検討を始めた
(参考元:アメリカに続いてロシア、中国、韓国、フランスも…自国民を武漢から退避させる動き(アベマTV2020年1月26日))
香港も最高警戒レベルに、虚偽深刻に禁固刑、幼稚園や小学校を休校、香港マラソン中止
香港の林鄭月娥行政長官は25日、記者会見し、湖北省武漢市をはじめ中国本土で新型コロナウイルスによる肺炎が多発しているのを受け、感染症への警戒レベルを3段階のうち最も高い「緊急」に引き上げると発表。
香港と武漢を往復する高速鉄道と航空便を無期限で停止すると表明。入境時に虚偽の健康申告をした場合、「最高6カ月の禁錮刑もあり得る」と警告した。そのほか、域内の幼稚園と小中高校を2月中旬まで休校とし、来月予定されていた約7万人が参加する香港マラソンなど複数の大型行事を中止する措置を発表。
(参考元:香港、最高警戒レベルに 武漢への鉄道・航空便停止 新型肺炎(時事通信2020年1月25日))
⇒その後、中国本土からの個人旅行者の入境を停止することで中国側と合意したと発表(1月28日)
フィリピンでは武漢からの渡航者を強制送還
フィリピンの航空当局は24日、中国・武漢から入国した中国人観光客464人が送還されると、時事通信の取材に明かした
(参考元:中国人観光客、送還へ 武漢からの464人 フィリピン(2020年1月24日))
豪では中国武漢からの渡航者に検疫実施
豪では中国武漢からの渡航者全員に検疫を実施と発表
(参考:豪、中国武漢からの渡航者に検疫実施へ 新型肺炎対策(ロイター2020年1月21日))
台湾は団体客の受け入れ、渡航禁止、違反者には罰金も
国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、台湾南部・高雄の衛生当局は25日、感染が確認された台湾籍の男性患者が武漢から来たことを隠匿したとして、30万台湾ドル(約110万円)の罰金を科すと表明
台湾では25日までに3人の感染が確認された。このうち21日に武漢から空路で台湾に入った台湾籍の男性患者が、22日に高雄市の病院で受診した際に武漢から来たと明かさず、さらにマスクを着用せずに市内のダンスホールで過ごすなどの行動をとった。23日に再度受診した際に医者に武漢から来たと明かし、検査で感染が判明した。感染症防止法違反で罰金を科す方針
(参考:武漢滞在を隠した患者に罰金 台湾、新型肺炎で(日経新聞2020年1月26日))
台湾は武漢からの団体旅行客の受け入れや、台湾から同市への団体客の送り出しを停止すると発表。台湾から武漢への直行便は当面は運航を続ける。
(参考:台湾、中国・武漢の団体客の行き来を停止 新型肺炎対策(朝日新聞2020年1月22日))
⇒その後、感染者は3人に。11月24日からの中国ツアーを停止。
北朝鮮は受け入れ停止
北朝鮮の旅行会社は、22日までに新型コロナウイルス感染の予防措置として、中国からの外国人観光客の受け入れ中止を明らかにした
(参考:新型肺炎 死者9人に拡大 SNS明かす中国の実態(FNN2020年1月22日))
医療機関・感染者の声
以下、医療機関や感染者の声です。現場の医療機関はかなり厳しい状況。そして体力のある若い人でも重篤化しており、高齢者や子供は死亡率が高い可能性があります。
医療機関の声
以下、切実な医療現場の声です。先に紹介したように1月23日にようやく武漢からの移動を制限しました。移動制限は時既におそしかもしれませんが懸命な判断と思われます。
~現場の石の声~
<私は現在、もう2週間も残業づけの日々を送っている。昨日からようやく、世論は少し緊張しだした。だがわれわれが了解している状況は、一般の人々が最悪の事態と考えているものよりも、さらに深刻なのだ。 鐘南山院士はメディアで、比較的穏当に述べた(1月20日に、かつてSARSと戦った元広州病院長の国家衛生健康委員会・鐘南山院士、84歳が、中央広播電視総体のインタビューに答えた)。だが彼は、武漢に視察に来た後、『直ちに武漢全体を封鎖すべきだ』という意見を述べたのだ。この意見を国務院は否決してしまった。 私は毎日、大量の発症者と思しき患者を診察している。だが患者の数が多すぎて、とても収容しきれない。何せ隔離病棟は2棟しかないのだ。加えて、医療スタッフの一部も感染し、戦線離脱となってしまったが、その代役もいない。 今回の新型コロナウイルスの特徴は、2003年のSARSに較べて潜伏期間が長いことだ。平均で9日間もある。しかも微熱だったり、発熱しない患者もいる(私は自分が診察している通りのことを話している)。 武漢の人口(約1100万人)や、交通の要衝であることを考慮すると、すでに中国全土の都市にあまねく、患者は広がっているはずだ。それを報道するかしないかという問題だ。 私の個人的な感触では、実際の感染規模は、2003年のSARSをすでに超えている。致死率のデータも曖昧になってしまっているようだ。いまは病毒が、さらに突然変異しないことを願うばかりだ> (参考元:コロナウイルスと闘う医師が伝える武漢の惨状(2020年1月22日) |
感染者の声
若い人でも感染し重篤化する可能性があるようです。年配の人は子供は体力がないので特に危険と思われます。
~王さん(23歳)~
・2019年12月24日。仕事が終わり、めまいや頭痛、節々の痛みを感じたため、どこにも寄らずにまっすぐ帰宅 参考元:武漢の新型肺炎重症患者が「ただの風邪ではない」と気づいた異変を証言(ビジネス・インサイダー2020年1月22日)) |
予防・対策などについて
・新型コロナウイルスに効く薬はない
・抗インフルエンザ薬に相当するような治療薬のほか、感染を防ぐワクチンもない
・そのため防ぐのは予防しかない。
・マスク着用などのせきエチケット、手洗い(石鹸での手洗い後、乾いた手でアルコール消毒がおすすめ)などの通常の感染対策を。
(参考:新型肺炎、もし感染したら? 治療薬なし、対症療法中心 マスク、手洗い…予防が大事(毎日新聞2020年1月22日))
著名人の声など
インフルエンザ予防と同じ手洗い等の対策で十分、という専門家の方々のご見解は素直に拝聴し実践したいと思うのですが、一方で、あの「防護服」や「都市封鎖」は一体何なのか、と頭の中の?マークが消えません。 https://t.co/fDAroByDUD
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) January 26, 2020
中国からの観光客は一時ストップするべきと思う。
国と国民の命を守るとはそういうこと。
経済的には打撃で、一部の業者は悲鳴を上げるだろうが、もし病気が大流行したら、国の打撃のほうがはるかに大きい。 https://t.co/8VXwDhgDNf— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) January 22, 2020
中国・武漢の医師の言葉が怖い。「我々が了解している状況は一般の人々が最悪の事態と考えているものより更に深刻」。かつてSARSと戦った老医師もTV取材に応じ「直ちに武漢全体を封鎖すべきだ」と。SARSを超える事態に安倍政権は対応できず。原発事故時の民主党政権と同じだ。https://t.co/MEj8zk7vJC
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) January 22, 2020
基本的に日本の対応が甘いという声が多い印象です。(逆に大騒ぎするのも良くないという意見もあります)
追記)現実に中国は武漢からの移動、武漢への移動を制限し始めています。日本政府の対応が遅く、更にその対応も質問票を配ってアンケートを取る程度では対策にならないという批判の声もあります。
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定期的に新型ウィルスが発見されて猛威をふるっていますね。
被害を大きくしないためにも行政の対応と個人個人の対策のどちらも重要ですね。
個人同士の小さな対策を重ねていくしか市民は方法がない。
武漢市に在住する60代の日本人男性も重度の肺炎を発症したとネットにある。
明日から春節ですが、日本は大きな対策をしていないので引きこもりたい。
かなり感染拡大してきてますね…日本でも2人目の発症者が出ているようで、これ以上広がらないで欲しいです。
完全にパンデミック状態ですね。
中国はもちろんですが、日本も対応が遅すぎるように思います。
発熱なしで死亡した人いる?空港で発熱有無検査してるのニュースで観ましたが発熱なしで入国した人いたけど大丈夫?
日本で流行しないことを祈るばかりです。
自分は出張で東京や大阪など人が多い場所に毎週のように行くのでよくよく気を付けなければと感じる。