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安田純平さんが開放され日本に帰国しました。それ自体は非常に喜ばしいことですが日本国民の意見とマスコミの意見は大きな隔たりがあるようです。
一般の日本人は安田純平さんの行動に問題があったとして非難する意見が大半です。その一方でマスコミは安田純平さんを擁護する意見のみを意図的に掲載して、さも安田純平さんの行動に問題がなかったかのように報道しています。まるでマスコミが世論を誘導しようと踏ん張っているようにも見えます。
では何故、マスコミは安田純平さんを擁護する論調となってしまうのでしょうか?
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マスコミの村意識
まず1つ目はマスコミの村意識でしょう。マスコミは自社の問題(犯罪など)は大きく取り上げません。他社マスコミについても紳士協定があるのでは?と思うぐらいにマスコミ関係者の犯罪についてのニュースを取り上げません。
例えば朝日新聞の慰安婦関連の誤報などは日本に大きな損害を与え、更にはアメリカなど現地に住む人にも大迷惑をかけていますが朝日新聞がそのために動くようなことは何もしていません。逆に検索されないように隠すとか責任逃ればかり。形だけの謝罪でお茶を濁しただけです。
報道に関わる仕事というのは一般の仕事よりも社会的影響が大きいので本来ならば一般の人よりも大きく取り上げられるべき。本来ならば朝日新聞以外が朝日新聞に働きかけるべきでしょうがそういった動きはほとんどありません。
それはやはり自分を守りたいがためでしょう。そしてマスコミ同士で紳士協定のようなものがあるのかどうかは知りませんが同業者については守ろうとする意識が働くのでしょう。お互いに批判することもあまりありません。
今回の安田純平さんについてもジャーナリストということでマスコミの同業者を守りたい、そんな村意識が働いているのでしょう。安田純平さんを否定することは自分を否定することに繋がりますので。
さすがに醜いとは思いますが村意識というのは誰にでもあるのである程度は仕方がない部分であるとも思われます。この部分についてはマスコミだけを責めることができない部分もあります。
マスコミ全体の問題と責任
そしてもう1つ大きな問題があります。
それは今回の安田純平さんが拘束された事件は、そもそもマスコミ業界全体にも責任があるということです。
これまで多くのジャーナリストが中東で人質になってきました。それにも関わらずマスコミは何ら対策をしていないようです。
本来ならばこのような問題は二度と起きてはいけないということでその根本となる業界、すなわちマスコミが業界として何らかの対策をしなければいけない。
ジャーナリストが危険な地域に行って取材をするのは使命もあるでしょうがやはりお金が儲かるから。大手のマスコミに写真や情報を買ってもらうために行くのです。
ならば危険な地域に行く人がいるのは大手マスコミそのものの問題なのです。それにも関わらず、大手マスコミは他人ごとのように報じ、今回の問題について根本的な問題や対策について何ら言及していません。
本来ならばマスコミがしなければいけなかったことを放置していたのにその責任を回避しているわけです。
今回のような問題が起きないようにするためには、例えばマスコミ全体で業界団体を作り、危険な地域に行くジャーナリストについては「保険を必ずかけ、プロのボディーガードや傭兵を連れて行くことを義務付ける」などの取り決める必要があるでしょう。
プロのボディーガードや傭兵、そして保険の費用は業界全体で出せばいいでしょう。そして入ってきた情報はマスコミ全体で共有すればいいのです。
そうすれば危険な地域に行く人も最低限の安全が確保される。逆にそういった決まりを守らないジャーナリストからの情報をマスコミは購入してはいけない。ニュースとして情報を出してもいけないもいけないと決めればジャーナリストもお金にならないので危険な地域に行かなくなることでしょう。
もちろん、抜け道はあるでしょうが放置状態の現状よりはかなり良い状況になることでしょう。そしてこういった業界団体を作るような動きをすること自体は別に難しい話ではありません。
すなわち、こういった当たり前のことを議論さえもせず放置してきたマスコミ業界自体に問題があるのです。でも、当事者であるにも関わらずその根本的問題点の解決を考えてない。まるで他人事のような報道、そして根本的な一番大切な問題から目をそらして報道する。
マスコミが自分自身の問題や責任を全く考えず責任回避だけに動いているように見えます。
何故マスコミは動かないのか?
では何故、マスコミはそういった当たり前の動きを見せないのでしょうか?
それは単純にとくダネを自社だけで確保したいという意識の現れでしょう。
これは震災などの情報でも問題視されることですがマスコミは現地では邪魔であることが多いです。中には震災で困っている人の食料までを現地調達するようなバカものもいます。取材に行ったはずなのに自分が災害にあって救助されて救助の邪魔をするようなマスコミもいます。
取材は大切ですがそれ以上に大切なことはそこで困っている人たちです。その人達の邪魔をしてはいけない。
ならば震災時の取材人はなるべく少なくした方がいい。
そのためにはやはり先に紹介したような業界団体を作り、そこからの取材のみにすればいいのです。一本化して得られた情報を業界で共有して後は各社自分なりの情報に仕上げればいいでしょう。
震災のたびに同じような問題を起こすマスコミはそういった当たり前のことをしようとしません。とくダネを確保したいというだけの目的で多数おしかけては一番肝心な人たちの邪魔をしてしまうのです。
問題が起こっても自分の責任を全く考えず対策もせず、いつまでも他人事なのです。自分たちで解決しようという意識すらありません。
マスコミの自浄作用が必要
結局の所、マスコミは他者批判しかしません。そして仲間は擁護します。
更には自分たちの問題について問題提起したり解決しようという動きもほとんどありません。
今回の安田純平さん擁護のみ報道もそのうちの1つ。何ら問題意識もなく他人事のように報じるのみ。
マスコミには自浄作用が働くように期待したいですが、そういった問題を解決しようという報道は全く見かけませんし残念ながら当面は無理っぽいですね。
(合わせてお読み下さい)
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