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定期的にささやかれるドイツ銀行の破綻の話ですが新型肺炎で本格的にやばいようです。韓国はどうなるのでしょうか?報道の内容などをチェックしていきます。
目次
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記事「ドイツ銀、償還可能な債券の返済オプション行使せず 市場混乱が影響」より
記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。
記事タイトル:ドイツ銀、償還可能な債券の返済オプション行使せず 市場混乱が影響
<記事をざっくりまとめてみると>
参考元:ドイツ銀、償還可能な債券の返済オプション行使せず 市場混乱が影響(ロイター2020年3月12日) |
ドイツ銀行が破綻?
ドイツ銀行の破綻は以前より定期的に言われています。大きすぎて潰せない銀行のうちの1つなのですがどうなるのでしょう?
ドイツ銀行がAT1債の償還をしない?
ドイツ銀行が発行しているAT1債という証券の償還をしないようです。
AT1債は最も銀行が発行する商品の中で最もリスクの高い商品。
このAT1債は発行体の銀行の財務が悪化した場合に公的資金で救済するのではなく債券の保有者が損失を被るよう設計されておりリスクが高いということで金利は高いのですが償還されなければゼロなのでそこをどのようにトレードオフするのか投資する人は考える必要がある商品です。
リスクがあると言っても銀行が発行する債権、しかもドイツの銀行だから大丈夫だろうと思う人も多いかもしれませんが、ドイツ銀行はリーマンショック以降ずっと経営状態が良くありません。定期的に破綻の危機がささやかれていました。
そしてとうとう現実にドイツ銀行のAT1債の不履行。
経営悪化を理由にすれば返済義務は無いのでこれを実質的な破綻と見るかどうかは微妙なところはありますがドイツ銀行の信用がガタ落ちするのは間違いのないところ。
株は売られ、その他のドイツ銀行の発行する債権も売られドイツ銀行の経営は悪化し流動性も悪化し完全なる破綻に向かう可能性があります。もちろんそこまでを見込んでAT1債の不履行を選んだのでしょうがどちらが良いのか微妙なところ。
(渡邉哲也氏が概要を説明されています。厳密に言えば債務不履行ではないらしい。すなわち試算は減るけどゼロになるわけでもないらしい)
ドイツ銀行のATI1 は、CoCo債と呼ばれるもので転換社債の一種です。一定の条件になると、自動的に債務が株式に転換される。債務を返済せず株式で払った形になり、債務不履行ではありません。借金が減り資本が増える。但し株数が増えるので株価は下がる。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) March 13, 2020
リーマンショック以上の金融危機?
またドイツ銀行が駄目ならばと他の銀行も危険な可能性があるかもしれないとして、他の銀行でも債権を売る動きが活発化する可能性があります。そうなると世界的に銀行の危機が訪れる可能性があります。そうして世界的に流動性の危機に陥っていく可能性も。
そもそもドイツ銀行はデリバティブ債が50兆ドル(5000兆円)もあるとされそのうちの一部でも召喚されないだけでも大変。
リーマンショック以上の金融危機になる可能性もあります。
株式も下落、日本も危険
金融危機ということで世界的に銀行株を始めとして様々な株が売られる可能性もあります。
当然、日本株も売られることでしょう。
そして経済危機の時には決まって円高に進みます。日本は円高になると輸出が悪化して株価が更に下落するという負のリサイクルに陥ります。
輸出関連企業は苦しくなり破綻する企業も出てくる可能性があります。
また世界的な株価低迷で年金などの運用も当面の間悪化することは間違いないでしょう。
また、今の時期に投資信託などの償還を迎える人は原価割れする可能性があります。
韓国はどうなる?
韓国も大変。
韓国は金融面では脆弱と言われています。
今回のドイツ銀行の償還問題がどこまで波及するか分かりませんが韓国でも損失を受ける金融機関が出てくる可能性があります。その辺りの問題に対応できるのかどうか注目されるところ。
韓国の金融機関が危機になればその金融機関から貸し渋り、貸し剥がしも出てくる可能性があります。韓国の企業は新型肺炎で全く余裕がない状態なので貸し渋り、貸し剥がしが出たらすぐに倒れます。
また韓国株も下落しています。韓国では個人が株の信用取引している例も多くロスカットが生じる可能性も。株の下落が更なる下落を呼ぶ展開になるかもしれません。個人事業主はそれで破綻する人も出てくることでしょう。
また株が下落して資産が減った企業は金融機関から借り入れ審査に落ちる可能性がありやはり倒産の危機になります。
そして韓国自体の問題もあるかもしれません。韓国は外貨準備高が4000億ドルあるとされ本来ならば余裕があると思われますがもしかしたら危険な債権や株に投資している可能性もあります。世界同時株安となった2020年3月末の外貨準備高が注目されます。
(参考:韓国、外貨準備高の実態)
韓国経済はかなり強くなったとは思いますが現状では不安しかありません。
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これを書いている現在は、日本時間3月13日午前です。
株式市場は欧州、米国、アジアと回って、周知の通りの下落。
私個人は、リーマンよりはるか前、ベルリンの壁、日本のバブル崩壊の頃から市場を見ています。
脆弱なところから、次のニュースになるのは、昔から変わりません。
人間のやることですから。
銀行発行の債権ならリスクが高くても大丈夫だろうと投資思ってしまいますもんねぇ…ドイツの銀行破綻ってそんな事になっていたとは…
韓国に限らず日本も含めた世界的な危機という内容ですね。
世界的に経済が悪化しているのでここを乗り切れず破綻してしまうかもしれませんね・・・