韓国への輸出管理強化(ホワイト国優遇除外)まとめ

韓国の国旗
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2019年7月1日に日本は韓国へ輸出優遇除外を通達、まずは7月4日から3商品の輸出規制を強化しました。それまでは最大3年の輸出許可を得ることができましたが、2019年7月4日以降は個別契約ごとに申請することが義務化されています。

合わせてホワイト国から除外することも通達。日本国内でのパブリックコメントを経て8月にはホワイト国から除外される予定。

日本から韓国への輸出規制強化(優遇除外)についての情報をまとめます。

目次


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韓国への輸出管理強化(優遇除外)の背景

日本が韓国への輸出管理を強化(優遇除外)した背景で一番大きいのは韓国からの違法輸出が近年増えていることでしょう。

そして日本からは韓国の輸出管理について詳細が分かりません。発表している資料では違法輸出した企業名もなく、更には取り締まりがあって違法輸出を食い止めたのか?それとも実際には違法輸出されたのかも不明。

そのため日本からは韓国に対して輸出管理についての協議を求めましたが韓国側はここ3年間協議に応じず。このままでは問題があるとして日本は韓国への輸出規制を強化(優遇除外)することになりました。

一部報道では徴用工問題が原因とありますが間違っています。全く関係ないと言うとそれは嘘になるかと思いますがあくまでも主題は韓国の輸出管理の問題。徴用工問題は基本的に関係のない話です。

よって、徴用工問題が解決しようが解決しまいが韓国への輸出規制強化(優遇除外)を変えることはありません。

韓国への輸出規制強化した背景、理由など

  • 韓国から違法輸出がここ数年で大幅に増えている。3年前の3倍に
  • しかしながら韓国の輸出管理では企業名も公表されず、違法輸出に関する状況も不明
  • そのため日本は韓国に対して輸出管理についての協議を求める
  • しかしながら韓国側は協議に応じず
  • 韓国と北朝鮮との違法な取引事例多数(韓国での北朝鮮石炭利用など)
  • その他、日韓の信頼関係を損ねる事案が多数発生

また、世界標準で見れば韓国を輸出優遇していません。例えばEUは韓国を輸出優遇していません。

(参考:EUも韓国をホワイト国指定していない。日本は世界標準にしただけ

あくまでも日本は韓国に対して世界標準の輸出規制にしたということです。

 

韓国への輸出規制強化(優遇除外)の流れ

韓国への輸出規制強化(優遇除外)は2段階となっています。最初に2019年7月4日に3品目の輸出規制強化(優遇除外)を実施し、その後、2019年8月に韓国をホワイト国から除外するという流れになります。

 

2019年7月4日から3品目の輸出規制強化(優遇除外)

まず1つは2019年7月4日からの輸出規制強化でフッ化ポリイミド(有機EL素材など)、レジスト(半導体基板に塗る感光材などに利用)、フッ化水素(半導体洗浄など)の輸出規制強化(優遇除外)です。

この3品目に関してそれまでは最大3年の輸出許可を得ることができましたが、2019年7月4日以降は個別契約ごとに申請することが義務化されました。

 

2019年8月には韓国をホワイト国から除外

またパブリックコメントを経て、2019年8月からは韓国をホワイト国から除外します。

日本からの輸出について、先の3品目以外も同様に個別契約ごとに申請する形になります。

(参考:韓国のホワイト国除外はいつから?パブリックコメントを残す方法も

最初の1週間では98%の人が韓国への輸出規制強化(優遇除外)に賛成しており、2019年8月からの交付、執行が行われる予定です。

(参考:韓国をホワイト国から除外、パブリックコメントで98%が賛成

韓国への輸出規制強化の概要

  • 2019年7月4日から3品目の輸出規制強化
  • 2019年8月にパブリックコメントを経て韓国をホワイト国から除外予定

 

韓国の反応(不買運動など)

日本から見れば、最近違法輸出が急増している韓国に対して輸出管理の協議を求めたのですが韓国は協議にさえも応じませんでした。

そのため韓国に対して優遇処置を止めるという当然の対応。

もちろん優遇を止めるというだけの話であり輸出を止めるというものではありません。

しかしながら韓国では政府を始めとして不買運動などの過剰反応を示しています。

 

韓国の反日、日本製品不買運動などのセルフ制裁

韓国ではセルフ制裁ともなりそうな日本製品不買運動が始まっています。

日本製品が嫌ならば今回の輸出規制管理は大賛成のはずなのにおかしな話ですが韓国政府や市民運動家などの扇動にまんまと韓国国民が巻き込まれています。

(参考:韓国の反日の実態と現状(画像など)

また、それら不買運動により消費が落ちる可能性が高い。消費がふるわない昨今の韓国景気を更に悪くする可能性がある活動ということでセルフ制裁とも言えるでしょう。

(参考:「韓国でセルフ経済制裁、ユニクロ売上30%減、ビール19%減」韓国の反応も

 

文大統領は日本との戦争で英雄気取り?

文大統領は当初出てきませんでした。

おそらくは自分が責められると思ったのか国民の反応を注視していたのでしょう。

そして韓国国民が日本への反対運動をしているのを見て大丈夫と判断したのか、日本への攻勢を強めています。

過去の韓国の英雄(?)を引き合いに出して、日本と戦争しているつもりになっているような発言をしています。

(参考:文大統領は日本と戦争しているつもり?扇動される韓国国民が哀れ

日本との輸出協議を行わずに問題を引き起こしたのは文政権ですが、その責任を忘れたかのように日本に責任をなすりつけて日本が悪いと国民を扇動しています。

今のところは扇動が成功しているようですが国民の目が冷めた時にどのような形になるのか注目でしょう。

 

日本と韓国との協議など

その後、韓国は日本へ協議を求めています。今まで協議を断ってきたのに輸出規制を受けて今更ながらの行動。

 

日本での説明会

日本が韓国に対して輸出規制強化(輸出優遇除外)したことについて韓国があまりにも食い下がるので説明会を実施しています。

しなしながら韓国側は協議だとして嘘の説明。

 

再び韓国の嘘と約束破り

既に韓国への信頼は地に落ちているのですが、更に今回、韓国の求めに応じて説明会をしてあげたのに韓国はその説明会の内容について虚位の発表をしています。

嘘を付き、更には事前に約束した以上の内容を発表したということで再びの約束やぶり。

嘘と約束破りを重ねる韓国に対して日本は抗議しています。

(参考:「世耕大臣、韓国の約束破りや嘘に言及(輸出優遇除外の説明会)」韓国の反応も

 

アメリカなど世界各国の反応

韓国は例によって告げ口外交に出ています。

アメリカに助けを求めましたがアメリカは日韓の問題ということで仲裁を拒否。

韓国での報道では「アメリカは私達の説明に共感した」としていますが、おそらくアメリカから見れば韓国があまりにもうるさいので「韓国の立場は分かった」という程度のコメントをしたのでしょう。

韓国では結果がないと怒られるので、アメリカ側が言っていないことまで事実化して「アメリカは私達の説明に共感した」という説明をしたのでしょう。

どちらにしろアメリカは手を出さないので事実上の結果は何もないのですけどね。

そもそも今回の日本の動きはアメリカの指示である可能性もあります。アメリカから考えると韓国は北朝鮮にべったりで北朝鮮制裁にとって邪魔をしている国。信頼は落ちており韓国を排除する動きにでる可能性はあるでしょう。

(参考:韓国制裁はアメリカの指示で日本が執行?

(参考:アメリカ軍が韓国から撤退する?見捨てた後のシナリオとは?

もちろんアメリカの経済に悪影響があるとなればアメリカの態度は変る可能性はありますが当面は静観していると思われます。

(アメリカの指示である可能性についてはあくまでも推測にすぎません。現実に起きていることを見てあなたも考えてみてください)

 

まとめ

今回は韓国への輸出規制強化(優遇除外)の流れについてまとめました。

韓国は日本製品不買などでゆさぶりをかけているつもりかもしれませんが逆効果。セルフ経済制裁になる可能性が高い。

また、このような運動をすることで韓国側が輸出管理を徹底するつもりがないと日本が判断するでしょう。

筋違いの行動をすることで韓国の問題は更に大きくなる可能性があります。

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