韓国の経済危機2020

韓国経済2020
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今回は韓国の経済危機2020についての情報をまとめます。

韓国の経済状況は2019年にかなり悪くなりました。

アメリカ中国の貿易戦争、半導体需要の低迷などで輸出は大幅に減少。

国内経済も悪ったのですが、国内経済は福祉予算を乱発して何とか乗り切ったという印象。

2020年には更なる福祉予算を出すようでスーパー予算を組んでいますが正直なところ厳しいと思われます。

一番の問題は韓国政府が企業活動を妨げていること。それによって企業活動が萎縮し国内の雇用が失われています。

そして問題なのはそれを政府を認めないこと。このままで本当に大丈夫なのか?気になるところです。

実際には全然、大丈夫。危機なんてないという意見もあれば2020年ほ本当にやばいという意見もあります。その辺りの情報をまとめていきます。

  • 韓国経済に危機は無いというデータ
  • 2019年に韓国経済危機になり得る問題一覧
  • 韓国の経済危機に対応する方法

およそ上記の順番でまとめます。少しずつ下がって確認ください。

目次


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2020年に韓国の金融危機?CDSでは全然大丈夫!

2019年12月には韓国国家の不渡りの危険性が2007年以来最低になったというデータが出てきました。

すなわち金融危機の危険性は年々下がっているというデータです。それはCDSというもの。

2019年12月、韓国の5年満期外国為替平衡基金債券(外平債)につくクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムは25bpまで下がりました。この数値が低ければ低いほど安心とされています。金融市場の数字であり、すなわち先を見ることに長けた投資家による数字だけにかなり信用ができます。

それがここ2007年5月の15bp以来で最低ということで、この数字だけを見れば経済危機になるはずがないとも言えそうです。

(参考:韓国の通貨危機が起きるリスクが減少?(2019年12月)

ただし、前回クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムが最低値だった2007年5月の翌年に通貨危機になったのは記憶に新しいところ。

今回、最低値になったことで逆に危険な予感がしないでもありません。

 

2020年に韓国経済危機になり得る8つの問題

安心できる情報(?)がある一方で2020年に韓国が経済危機になる可能性のある問題がいくつか表面化してきました。それら8項目に渡る問題を以下に列挙します。

 

米国と中国の経済摩擦による中国経済の減速

2018年末~2019年にかけて米国と中国の経済摩擦により中国経済が大きく減速していることが明らかになってきました。

中国への貿易依存度が高い韓国は中国の景気減速に大きな影響を受けます。

2019年には中国への依存度を下げるべく動いていましたがやはり中国への依存度はいまだに高いまま。中国に命綱を握られている構図は明らかです。

その一方でアメリカからはアメリカと中国のどちらに付くのか?と迫られている状況。アメリカに付けば中国からの報復が怖い。一方で中国に近づけばアメリカからの報復が怖い。

(参考:アメリカ、中国の貿易戦争で韓国が窮地に?

韓国は2020年も厳しい選択を迫られています。

 

半導体需要の低迷

2018年末頃より半導体の需要が下がりました。この影響は2019年も継続。

2019年後半になってようやく落ち着いてきているようですが当面は厳しい状況が続くと思われます。

2020年は半導体需要がどこまで復活するのか?韓国にとっては一番の期待です。

また次項で紹介する中国企業が半導体産業にも本格的に参入してくると半導体が黒字が出ない産業になる可能性もあります。

 

中国の製造業の成長

中国の製造業が大きく成長しています。

これは韓国だけでなく日本やアメリカなど世界各国の驚異となりつつあります。

中国は特に韓国が大きな利益を出している商品に関してベンチマークしている状況。

自動車、LCD、太陽電池など韓国が利益を出している品目はどんどん中国に飲まれています。

韓国の生命線と言える半導体も中国が少しずつ生産を増やしていくことでしょう。世界的な需要が減るところに中国が出てくれば韓国の苦戦は必死。現在、利益が出ている産業も利益が減りつつあり赤字転落している産業もあります。

例えばディスプレイ業界は中国製造業が躍進、韓国のLGディスプレイやサムスンディスプレイはLCDで大幅な赤字となっており苦しい状況。転換を迫られています。

(参考:韓国のサムスンディスプレイ、LGディスプレイが瀕死で猶予は3年?

(参考:LGディスプレイ、2019年は過去最大の赤字に

他にも太陽光電池の素材についても韓国のドル箱だった時代は終わりODIは韓国国内工場の撤退を決定しています。

(参考:韓国のOCIが国内太陽電池用ポリシリコンの製造を中断

今後の韓国は新しく利益の出る産業の育成が必要となっていますがそれが出てこないとかなり危険です。

 

経済を下支えした輸出産業の崩壊

韓国は輸出依存度が高い国です。

そして2019年の輸出は2018年より10%も落ち込みました。2019年は輸出が全て前年比マイナスで13ヶ月連続のマイナスとなっています。韓国の経済を下支えしていた輸出産業が悪くなっていくと当然のように韓国の経済にも大きな影響を与えます。

雇用が落ち込み、内需が落ち込み、経済が落ち込んできている状況。2020年は更にその状況が悪くなる可能性が高いと言えます。

韓国で経済危機が起きる可能性が膨らみます。

(参考:韓国2019年12月も輸出減少で-5.2%、13ヶ月連続の減少

 

最低賃金上昇による自営業者、中小企業の破綻、国外離脱

韓国では最低賃金上昇によって2019年に多くの自営業者、中小企業が破綻しました。

また国内でどうにもならない企業は海外での生産に切り替えています。

それにより製造業などの国内の良質な雇用は失われてます。

(参考:韓国の雇用統計、就業者数と前年同月比

韓国政府のアルバイト雇用で何とか失業率の低下を防いでいますが雇用の質は低下。

働くことができない国民の借金は増え続けており中には破綻する人も出てくることでしょう。それにより経済が冷え込み各種指標が悪くなると韓国から資産が逃避し経済危機の1つの原因になる可能性があります。

文政権ではいろいろな問題がありますが最低賃金を急上昇させたのは最も大きな失策の1つであると指摘する人も多い。

それ以外にも週52時間労働など企業を締め付ける政策が多くなっています。

2019年は名目成長率が世界で最下位圏に突入した韓国。2020年は更に厳しい状況になる可能性があります。

(参考:韓国の成長率が最下位圏に突入!?

文政権は現在の政策が失敗であることを認めず継続、今の政策を続けること自体が韓国経済にとっての不安材料となっています。

 

韓国の不動産バブルの崩壊

韓国の不動産は上昇を続けておりバブル状態であることが懸念されています。

そして文政権の不動産関連の政策をしているにも関わらず2019年は不動産価格が急上昇しました。

より強力な不動産関連対策が必要ということで様々な政策を実行している状況。

これについては正しい政策とも言えそうですが問題はこの先です。

不動産価格が下落傾向でも安定すればいいのですが急落する可能性もあります。

その理由としては韓国では借金をして不動産を購入し、その信用で新たな不動産を購入するという人が多くいるから。

不動産価格が下落すると資産価値が減り、家賃収入などが減少し新たな借金ができない。それだけではなく借金の返済自体ができなくなる人も出てくる可能性があります。そうなると手持ちの不動産を手放し現金化する動きが出てきます。

それが単発ならばいいのですが不動産を売却する動きが急激に増えれば不動産価格が暴落します。暴落により資産価値が減ることで更に多くの人が不動産を手放さなければいけない状況になる可能性があります。破綻する人が増え、それにより経済が冷え込みます。

経済崩壊の発端になる可能性もあるわけです。

日本も不動産神話の崩壊で失われた10年とか失われた20年とか言われていますが韓国ではそれ以上の大きなショックに見舞われる可能性があります。

 

家計負債の増大

韓国では借金することが普通です。それにより先の不動産投資や株式に投資して家賃収入や配当によってなんとか生活している人も多い。

しかしながら借金するにも限度があります。

借金のために不動産や株式などの資産を手放す動きも出てくると、不動産や株式が下落し破綻する人も出てくる可能性があります。

破綻する人が増えればやはり経済が冷え込みそれが経済崩壊の発端になる可能性があります。

家計負債割合が非常に高い韓国。経済が揺らいだら破綻する人が増え、そこから崩れていく可能性もあります。

(参考:韓国、家計負債の推移とGDP比~家計負債成長の限界?~

 

日本、米国との不和

これまで、韓国が経済危機になっていた時にはなんだかんだ言っても日本が中心になって救ってきました。

これについて韓国は認めたがらないのですがそれは間違いのない事実です。

日本が率先して動き各国が協調することで韓国をデフォルトから救ったり、もしくは韓国の経済危機を未然に防いできました。

(参考:韓国通貨危機の時の日本支援と韓国の反応

でも昨今の韓国は日本やアメリカに対して敵対する動きを見せています。

アメリカも韓国を見放す動きも出ています。すなわち何かあった時に最も助けてくれそうな日本やアメリカとの協力体制が取れていない今の現状はそれだけでもかなり危険。

今までは日本が後ろ盾になることで問題を未然に防いでいましたが今はちょっとした問題でも大きな問題に繋がる可能性が高くなっています。何か問題があれば韓国から資産が逃避し通貨危機が起きて耐えきれない状況になる可能性が高くなっているということです。

(参考:韓国の通貨危機2020

韓国の経済に強いメディアはかなり焦っているようですが、肝心な文政権は反対方向に動いているのでかなり危険な状況と言えるでしょう。

追記)慰安婦問題の蒸し返し、レーダー問題、徴用工問題と韓国の挑発が目立ってきています。非常にやばい状況。日本は経済制裁する可能性もあるかもしれません。

では日本は韓国に経済制裁すべきなのか?アンケートにも回答ください。アンケート結果見るだけでもOKです。

(アンケートページ:韓国への経済制裁の可能性はある?本当に経済制裁すべきなのか?(アンケート付き)

 

その他の韓国経済危機の要因など

先に述べた8項目が主要な経済危機要因ですが他にも様々な要因が出てきています。それも少しずつ追記していきます。

 

新型肺炎の影響

2020年に入って中国武漢発の新型肺炎が猛威を奮っています。中国の経済活動が原則しており中国依存度の高い韓国、そして日本は大きな影響を受けると思われます。

特に韓国は中国依存度が高いので危険。

2019年は好調だった現代自動車も国内製造ができない状況に陥っておりピンチになっています。

また、現代自動車、起亜自動車は2019年に好調だったので良いのですがそれ以外の自動車メーカーは2019年も赤字、2020年は更に厳しいということで倒産する可能性もあるぐらい厳しい状況になるかもしれません。

自動車産業以外も2019年はこれまでになく厳しい年になったところが多い。2020年はそれ以上に厳しい年になる可能性があります。韓国の輸出企業の大ピンチです。

また、国内に目を向けても新型肺炎の影響でデパート、スーパー、映画館などの施設の売上が急減しており2020年2月は相当厳しい数字が出ると思われます。文政権が大規模な経済対策を打ち出すと言われていますがそれでどこまで回復するのか?大変な状況になりそうです。

(参考:韓国政府、新型肺炎関連の経済対策に商品券配布や消費還元などを検討

 

韓電の大赤字転落

2018年に韓電は久しぶりに赤字に転落しました。2080億ウォン(約190億円)もの営業赤字になっています。

更に2019年は第1四半期だけで6299億ウォン(約580億円)もの赤字、どこまで赤字が膨らむか想像もできない状況になりつつあります。

問題を解決するとなれば電気料金の引き上げぐらいでしょうが、もし法人電気料金が上がれば韓国から撤退する企業が更に増えることでしょう。失業率が更に悪化する可能性があります。

この韓電の赤字も文政権の脱原発による影響とされています。いろいろなところで文政権が問題を引き起こしているように見えます。

(参考:韓国電力公社(韓電)が大赤字に転落

 

韓国の経済危機2020まとめ

  • CDSの数字は低下。この数字を見る限りは韓国は安泰
  • ただし悪材料も豊富でかなり危険な状況
  • しかも韓国は日本やアメリカと敵対するような状況を作り不安材料を増やしている
  • 2019年に危険材料のうち1つでも悪化するならばそれが発端で経済危機になる可能性も

今回は韓国の経済危機2019についてまとめました。

2019年1月は無事に乗り切っていますが先行きはかなり不安。1つでも問題が発生すればその問題が他にも波及し、一気に経済危機になる可能性をはらんでいます。

しかもその経済危機を抑える後ろ盾の日本を韓国は挑発しており、日韓関係は冷え込んだまま。アメリカも韓国を見放す動きが出てきています。韓国にとって2019年はかなり危険な年になりそうです。

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2 件のコメント

  • 色々な要因があると思いますが、やはりコロナウィルスの影響も大きいと思います。コロナウィルスが落ち着いてからの経済に注目したいです。

  • 新型肺炎の影響で、今後のアジア全体の経済は分からなくなってきましたね。
    特に日本や中国の依存度が高い韓国の経済リスクは高いように思います。

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