韓国のホワイト国除外はいつから?パブリックコメントを残す方法も

韓国の国旗
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韓国をホワイト国から除外すると経済産業省から改正案が発表されています。

ただし、その改正案を交付する前にパブリックコメントを募集しています、その結果に応じて改正案の内容を変更する可能性もあります。

従って韓国をホワイト国から除外することに賛成する人は賛成の意見を、反対の人は反対の意見をパブリックコメントに残せば、一定の影響を与えることができるわけです。

影響力を行使したい人はパブリックコメントに意見を残すことで行使するといいでしょう。でも、実際に経済産業省のホームページを見るとパブリックコメントを残す方法が凄く分かりづらい。今回は韓国をホワイト国から除外する改正案の概要、パブリックコメントを残す方法や韓国のホワイト国除外はいつから始まるのか?などをまとめていきます。

  • 韓国をホワイト国除外することについて(概要)
  • 現行のホワイト国一覧(27国)と改正案のホワイト国一覧(26国)
  • パブリックコメントの応募方法
  • 韓国をホワイト国から除外するのはいつから?

およそ上記の順番でまとめています。少しずつ下がって確認ください。

目次


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韓国のホワイト国除外について

正直なところ、韓国をホワイト国から除外することについてはかなりびっくりしました。まさかと思って経済産業省のホームページを見たのですが間違いなく改正案が載っていました。

ただしその題名が分かりづらい「【案件番号:595119079】 輸出貿易管理令の一部を改正する政令案に対する意見募集について」となっており題名を見る限りでは韓国という国の名前が入っていません。

案件番号は595119079となります。概要は以下の通り。

輸出貿易管理令の一部を改正する政令

内閣は、外国為替及び外国貿易法(昭和二十四年法律第二百二十八号)第四十八条第一項の規定に基づき、この政令を制定する。輸出貿易管理令(昭和二十四年政令第三百七十八号)の一部を次のように改正する。別表第三中「、大韓民国」を削る。

附則
この政令は、公布の日から起算して二十一日を経過した日から施行する。

理由
国際的な平和及び安全の維持のため、大韓民国を仕向地とする貨物の輸出について仮に陸揚げした貨物に係る輸出の許可の特例を廃止する等の必要があるからである。

参考元⇒【案件番号:595119079】 輸出貿易管理令の一部を改正する政令案に対する意見募集について(経済産業省ホームページ内)

 

ホワイト国一覧(現行と改正案)

現行 改正案
別表第三(第四条関係)

アルゼンチン
オーストラリア
オーストリア
ベルギー
ブルガリア
カナダ
チェコ
デンマーク
フィンランド
フランス
ドイツ
ギリシャ
ハンガリー
アイルランド
イタリア
ルクセンブルク
オランダ
ニュージーランド
ノルウェー
大韓民国
ポーランド
ポルトガル
スペイン
スウェーデン
スイス
英国
アメリカ合衆国

別表第三(第四条関係)

アルゼンチン
オーストラリア
オーストリア
ベルギー
ブルガリア
カナダ
チェコ
デンマーク
フィンランド
フランス
ドイツ
ギリシャ
ハンガリー
アイルランド
イタリア
ルクセンブルク
オランダ
ニュージーランド
ノルウェー

ポーランド
ポルトガル
スペイン
スウェーデン
スイス
英国
アメリカ合衆国

報道されている通り、安全上の理由で韓国をホワイト国指定から外すという内容です。現行27国がホワイト国指定されていますが韓国を外すことになれば、ホワイト国指定は26国になります。

 

韓国をホワイト国から除外する理由

規制の理由は「大韓民国の貿易管理に係る規制(キャッチオール規制)が不十分であることに加え、同国との信頼関係が著しく損なわれた中で、同国の貿易管理制度の適切な運用の確認が困難になったことから実施するものであり、仮に規制改正を実施しない場合、適切な輸出管理体制が維持されない可能性がある」としています。

内容をもう少し具体的にまとめると以下のような感じでしょうか。

<「大韓民国の貿易管理に係る規制(キャッチオール規制)が不十分」について>
昨今の北朝鮮などへの密貿易などに対する規制が不十分ということではないかと思われます。日本から韓国に輸出された品目のうち、いくつかが北朝鮮などに流れている可能性があるからでしょう。もしかしたら他の国へも流れている可能性もあります。

<同国との信頼関係が著しく損なわれている>
これは徴用工問題、レーダー問題といったところでしょう。特にレーダー問題は大きい。せどりなどを協力して監視するべきはずの韓国軍が何故か日本の航空機にレーダーを当てるという暴挙をしています。韓国軍がせどりを補助した可能性も指摘されており、看破できません。

要するに現状のままだと韓国に輸出した品目がどこに流れるかわかったものではないから韓国をホワイト国指定から外す必要があるということでしょう。

その改正案について意見をしたい人はパブリックコメントを残してください。もちろん、賛成、反対のどちらの意見でもOKです。あなたの意見が改正案の交付、施行に対し影響力を及ぼします。

青山繁晴氏によると反対派が大量の組織票を出して影響力を行使する可能性も否定できないとしています。もちろん逆に賛成派の組織票もあるかもしれません。できることならばそういった組織票よりもあなたが1人の日本人として影響力を行使して欲しいところです

 

パブリックコメントを残す方法

パブリックコメントを残す方法も経済産業省のホームページを見ると分かりにくいので簡単に案内します。

まずは必ず以下のリンク先の今回の改正案について目を通してください。

改正案⇒【案件番号:595119079】 輸出貿易管理令の一部を改正する政令案に対する意見募集について(経済産業省ホームページ内)

改正案の内容について確認したら、上記リンク先の下の方に「意見提出フォームへ」というボタンがあるのでそれを押してください。

すると「輸出貿易管理令の一部を改正する政令案に対する意見募集について」という案件名のパブリックコメントを提出できるフォームが出てきます。

今回の改正案について意見がある場合はそこからパブリックコメントを提出してください。

 

韓国をホワイト国指定解除することに対するアンケートについて(参考)

当サイトでも韓国をホワイト国指定解除することについてアンケートを募集しています。

良かったら韓国をホワイト国指定解除することについてアンケートに回答してください。

また、どのような意見があるのか結果を見るだけでもOKです。何らかの参考にしてください。

(参考:アンケート)韓国をホワイト国指定から外すことについてどう思いますか?

 

韓国のホワイト国除外はいつから?

今回の「輸出貿易管理令の一部を改正する政令案」すなわち、韓国をホワイト国から除外する改正案は2019年7月1日(月)からパブリックコメントを募集しています。

そしてパブリックコメントの応募締切は2019年7月24日(水)の予定。

改正案について特に問題がなければ、交付は2019年8月1日(木)頃になると思われます。(もちろん改正案が破棄される可能性もあります。また日程も前後する可能性があります)

執行は交付の21日後からなので韓国をホワイト国から除外するのは早くて2019年8月22日(木)頃になると思われます。

ある意味、2019年8月1日(木)までは韓国に猶予があるということです。一方で交付されてしまうと後戻りは困難なので執行まで待つというのは韓国にとって悪手でしょう。

追記)8月2日に閣議決定、8月序盤に韓国ホワイト国場外の改正案の交付、8月28日頃に執行されるとのことです。

(参考:日本は韓国をホワイト国から初の除外、閣議決定!

 

アメリカや世界各国の反応は?

おそらく今回の改正案については間違いなくアメリカに前もって報告していると思われます(というかもともとアメリカの要求の可能性もあります)。

アメリカとすれば韓国に対する有効なカードを持ったようなものでしょう。

北朝鮮のスポークスマンとさえ言われている文大統領の問題行動やアメリカ中国の貿易戦争時に中国にすりよる韓国政府に対してアメリカは苦々しく感じています。しかしながら、その制裁をアメリカが行うと韓国が北朝鮮、中国に接近する可能性もあるのでやりずらい。

今回、日本が代わりに制裁するということでアメリカとしては願ったり叶ったりの状況と思われます。韓国は日本に対する譲歩はもちろんのこと、アメリカからの譲歩も求められる可能性があると言えるでしょう。

(参考:「半導体輸出規制は韓国への制裁や徴用工問題の対抗処置ではない?」韓国の反応も

(参考:「徴用工問題で韓国に制裁!半導体素材の輸出規制を7月4日から開始」韓国の反応も

アメリカ以外の国についても韓国が北朝鮮制裁を骨抜きにしていることは知れ渡っていることでしょう。今回の日本の制裁は一定の理解が得られると思われます。

日本はすでに国連に対してもアクションをとっている可能性はあります。国連も韓国の北朝鮮よりの行動は疑問視しているので日本の今回の行動は理解が得やすいでしょう。

この辺りは徐々に各国の意見が出てくると思われるので注目です(ただしマスコミが正しく報道するかどうかは疑問が残るところではあります)。

あと、視点を少し変えてみましょう。

これまで日本はアメリカなどから韓国に対して強く出るように指示されてきたことも多かったです。しかしながら日本は一貫して韓国を守る側に立ってきました(金融危機の時など)。

(参考:韓国通貨危機の時の日本支援と韓国の反応

しかしながらその韓国を守る立場にも限界が来たということです。韓国はいくら助けても日本に感謝するどころか日本への攻勢を強めています。そもそも日本が助けたこと自体を韓国国民には隠しています。日本としてはつらいし悲しい状況。

今回についてはさすがに日本は韓国を擁護することは諦めて強く出たということでしょう。ある意味、韓国を甘やかさずに大人として対等に扱っているということです。

韓国は何故このようなことになったのかしっかりと考え日本にこれ以上甘えないようにすべきでしょう。そして戦後ずっと韓国を支えてきたのが日本であることを受け止め、真の友好国ということについて考えて欲しいところです。

 

まとめ

  • 2019年7月1日:改正案に対するパブリックコメント募集
  • 2019年7月24日:改正案に対するパブリックコメント募集締め切り
  • 2019年8月1日(予想):改正案の交付
  • 2019年8月22日(予想):改正案の施行

韓国をホワイト国指定から除外する改正案が出ています。2019年7月1日から7月24日までパブリックコメントを受け付けているので意見をしたい人はパブリックコメントを出すといいでしょう。

改正案の施行は順調に行けば2019年8月1日(木)頃、執行は2019年8月22日(木)頃になると思われます。

それまでに韓国が徴用工問題、レーダー問題などについて改めてくれれば日本は取り下げる可能性もあります。そもそも、両方共に韓国が一方的に悪い問題で日本は理由もなくふっかけられています。韓国には一歩引いて欲しいところですが、、、。

2019年7月10日追記)パブリックコメント募集の最初の1週間ぐらいの結果が出たようです。以下のリンク先で確認ください。

(参考:韓国をホワイト国から除外、パブリックコメントで98%が賛成

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4 件のコメント

  • パブリックコメントは選挙以外で民意を示す良い機会です
    皆さん、ほんのわずかな時間で済みますから是非参加しましょう

  • 早速、パブリックコメントに参加してきました。きちんと最後まで読んで、吟味した末に自分の意見を書き込みました。民意がこのような形で反映されることを恥ずかしながら初めて知りました。ありがとうございました。またパブリックコメント可能な案件が数多くあることを知り、選挙以外に自分の意見を国政に反映させることができる可能性があることは有りがたいことと思います。
    民主主義は大切ですね。そして主権在民と言う言葉をかみしめています。

  • このような機会を与えて下さりありがとうございます。
    今回の管理強化は韓国がこの結果を生んだ起因を解消したからといっても直ぐに解除すべきではないと考えます。甘い対応は直ぐにもとの木阿弥を生みます。期間は政府の判断に委ねますが、私自身は「起因解消」から最低5年は管理強化の「たずな」を緩めるべきではありません。

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