韓国のチキン屋が年に6000件開業して8000件廃業

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韓国と日本の違いはいろいろとあるのですが、韓国ではチキン屋が物凄く多いというのも大きな違いです。

日本のチキン屋と言えばケンタッキーが有名ですが確か店舗数は1200店舗程度。

それに比べて韓国ではタイトルの「年に6000件開業して8000件廃業」という言葉からも分かるようにとんでもない数のチキン屋があります。チキン屋と言っても飲み屋みたいなところも含めているわけですが、韓国全体では87000店舗もあるとされています。とにかく凄い。

韓国のチキン屋の市場規模が日本とは桁違いと考えていいでしょう。

でもそのチキン屋でうまくいかずに廃業していく人のほうが多くなっているというのが今回の記事の話になります。ある意味、韓国の社会問題の1つと言えるでしょう。

目次


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韓国のチキン関係店舗が年に8000店廃業

韓国のチキン関連の店舗が年に8000店舗も廃業しているというニュースは以下の通り。凄い数のチキンのお店が韓国にはあるのですが、ここ最近は廃業しているお店も凄く多いようです。

「韓国チキン屋残酷史」…年に6000店開業し8000店廃業

(以下、一部引用)

退職者の多くが好む創業アイテムであるチキン屋が、経営悪化などの理由で毎年8000店以上が閉店することが分かった。

KB金融持株経営研究所は3日、国内チキン屋の現状と市場環境を分析した企業の経営者報告書を公開した。この研究所によると2月、基準業態が「トンダク(鶏の丸焼き)」や「ホップ&トンダク(ビールと鶏の丸焼き)」に分類された飲食店は約8万7000ヶ所に達した。フランチャイズのチキンブランドは409社と加盟店は2万5000店で、韓国料理のフランチャイズ店全体の5つのうち1つの割合だ。

全国の広域市・道のうちで京畿道にあるチキン屋が1万9253店で最も多かった。市・郡・区別には映画『極限職業』の人気でトンダク通りが注目された水原(スウォン)が1879店で全国1位だった。昨年に創業したチキン屋は6200店で、2014年に頂点(9700店)を記録した後は5年のあいだ減り続けている。一方、毎年8000ヶ所以上が廃業しているだけに、昨年まで4年連続で新たに開店したところよりも閉店した店が多かった。

(一部引用ここまで)

引用元:「韓国チキン屋残酷史」…年に6000店開業し8000店廃業(MKNEWS2019年6月3日)

 

韓国では40代で肩たたき

韓国では大企業でも40代で肩たたきになる人が多いです。

日本はなんだかんだ言っても終身雇用が続いているので給与が下がっているとは言え、まだまだ安泰。それに比べると韓国は厳しい。企業は業績を上げるために人を簡単に切るのです(なので逆の立場の労組も強くなっている)。

40代で仕事を失ってはたまらない。そこでどうするかと言えば再就職?

当然のことながら40代になっての再就職は簡単ではありません。これは日本でも韓国でも同じですよね。

そして退職金を使って独立することを選ぶわけです。韓国人が独立精神が高いというのもありますけどね。

そして、その独立の韓国での代表例がチキン屋ということなんですね。

 

チキン屋多すぎ

それにしてもチキン屋多すぎですよね。87000店舗ってどんだけでしょう?

韓国ではコンビニの数は35000店舗ぐらいとされているのでその2倍以上ものチキン屋があります。

ちなみに日本のコンビニは56000店舗。日本のコンビニは数が多すぎると言われることも多いですが韓国のコンビニは人口比では日本の1.5倍。韓国のチキン屋は人口比を考えるまでもなく日本のコンビニよりも圧倒的に数が多い。

人口比を考えたら日本のコンビニの4倍ぐらいと考えたらいいでしょうか?

チキン屋がそんなに多いのを想像したら笑ってしまいますよね。

 

何故、チキン店に?

個人的に不思議なのが何故、ここまで飽和しきっているチキン屋を創業に選ぶのか?ということ。

もう少し考えればいいのにとは思います。それなりに安い資金で開業できるシステムを作っているのでしょうが、それでもすでに成熟した産業で独立するというのはリスクが大きい。完全飽和状態です。

(とは言え、日本でも飽和状態のコンビニで独立する人も多いので日本も同じと言えば同じ)

そうやって年間6000店舗の開業に対して8000店舗もの廃業ということになります。

まあ、朋和産業なので当然と言えば当然でしょう。恐らくは今後、もっと悪くなるのでは?

チキン屋ですでに開業している人も必死になって頑張っているのです、それでも厳しいのが現状。そこに素人経営者が参入しても厳しいのは当然のことと言えます。

 

韓国は自殺も多い、日本よりも大変

そして韓国では自殺も多いのですがまあそれはそうかなと思います。

先にも書いたように韓国では大企業でも40代で肩たたき。入るのがとんでもなく難しい大企業でもそんな感じ。

ようやく大企業に入って40代ぐらいまで勝ち組とばかりに希望を持って生きてきた人が肩たたきにあうだけでもショックでしょう。

そこで見返してやるという感じで、一発奮起と勝負に出たチキン屋で借金まみれになって廃業すれば、そりゃ希望も失って自殺も多くなるかなとは思います。年金システムも弱いので老後も大変。

割合にして(人口の差を加味して)、日本の4倍ぐらい自殺があるらしいのですがそれも仕方のないところかなと思います。

一方の日本では給料が安い、賃金が上がらないと文句を言う人も多いのですがその最大の理由の1つに終身雇用制があります。いわば能力が無くても給料を払ってもらえて養ってもらえるということ。

個人的には今の日本の恵まれた現状に文句を言うならば2年目以降の給与が保証されていない外資系に行くとか実力主義の会社に転職すべきだと思いますけどね。

なんだかんだ言ってもとりあえずはずっと雇ってくれる日本の雇用形態はやさしいと思います。

韓国は失業率も高くほんと大変。

(参考:韓国の雇用統計、就業者数と失業者数、失業率など

 

まとめ

  • 韓国ではチキン屋が多い
  • 韓国ではそのチキン屋の廃業がとんでもない数に
  • 韓国には日本よりも厳しい現実がある

今回は韓国のチキン屋さん事情などをまとめました。

韓国では大企業に入るのは物凄く難しく、学生時代に凄い競争をしています。そして大企業に入っても40代ぐらいで肩たたきされる可能性が高い。本当に厳しい生存競争です。

独立心も強いのでそこでチキン屋で開業したりするのですが廃業する人が多い。

それに比べると日本はまだまだゆるい。終身雇用制に守られています。

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