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北朝鮮が南北協力の象徴である金剛山の韓国側施設撤去を発表しました。韓国と北朝鮮の関係が悪化する可能性もあります。





目次
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記事「[社説]北朝鮮、金剛山の韓国側施設の「一方的な撤去」やめるべき」より
記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。
記事タイトル:[社説]北朝鮮、金剛山の韓国側施設の「一方的な撤去」やめるべき
<記事をざっくりまとめてみると>
参考元:[社説]北朝鮮、金剛山の韓国側施設の「一方的な撤去」やめるべき(ハンギョレ新聞2019年10月24日) |
金剛山韓国側施設撤去発言は北朝鮮のゆさぶり?
北朝鮮の金委員長は金剛山施設の撤去を指示しました。その辺りの情報をまとめていきます。
金委員長は金剛山施設の撤去の意図は?
金委員長が金剛山施設の撤去を指示した背景には、金剛山での観光事業が進まず外貨が入らないということで苛立ちを見せていると言えるでしょう。しかも何の得にもなっていないのに韓国が作った施設、南北協力の象徴というのも気に入らない。見るだけでいらいらするというのはその辺りでしょう。
おそらくは中国からの観光開発の打診もあるのではないでしょうか?韓国側が何の反応も見せなければ北朝鮮と中国で開発して観光事業を再開させようという意図もあるかもしれません。このまま何の進展も無いぐらいならばその方がいい。施設も売れば多少なりともお金になる可能性があります。
この辺りの北朝鮮の過激な発言の狙いは韓国から何らかの譲歩を引き出すことでしょう。いきなり撤去を匂わすことで韓国からの譲歩を狙う。この辺りは韓国が日本にやっていることと同じでありやはり同じ民族という感じがします。
ただ先程も書いたように観光開発のバックアップがあるようだと韓国側にとって厳しい。中途半端な譲歩案を出せば一気に撤去する可能性も否定はできません。
早い話、北朝鮮が韓国に「金を出せ」という要求をしたと考えていいでしょう。最低限として「観光客を来させて金を落とすように」という要求と言えそうです。
文政権の危機
文政権になってからの韓国は北朝鮮との関係改善以外では目立った成果がありません。
その北朝鮮との関係改善も南北サッカーで後退、更には1998年から南北融和の象徴となってきた金剛山開発も後退するとなれば従来より悪化したとみなされるでしょう。
文政権の唯一の成果も無くなりそうな現状は最悪とも言えそうです。
とりあえず、韓国外交部長官が「金剛山個人観光については統一部が許可すれば可能」という情報を出しており、世界の反応を確認している状況と言えそうです。アメリカや国連などの世界の反応を見て特に問題がないと政府が判断すれば金剛山観光を許可する流れになるでしょう。
現状、経済も駄目、外交も駄目ということで唯一残っているのが北朝鮮との融和。これも駄目となると韓国国民から失格と言われそうです。
日本に親書を持ってきてすり寄ってきたのもこういった事情があるのかもしれません。
(参考:文政権から親書伝達「日韓関係このままではいけない」と合意)
韓国の反応
韓国の主な反応は以下の通り。
<韓国の主な反応>
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まとめ






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韓国の文在寅大統領の悲願でもある北朝鮮との宥和政策が大失敗している証拠ですね。
日米との関係も最悪で、韓国は一体どこに向かっているのでしょうか。
北朝鮮が中国バックに韓国に揺さぶり、は実によくあるシナリオ。やはりお金でしょう。
協議を捉えて、韓国はなんらかの突破口を見つけねば。