韓国3月20日までの輸出が前年比10%増（2020年）

韓国3月20日までの輸出が前年比10%増となっています。新型肺炎の影響も何のその。その辺り報道の内容をチェックしていきましょう。

記事「3月1〜20日の平均輸出0.4％↓… 全体では10％↑（総合）」より

記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。

韓国の2020年3月20日までの輸出が大善戦

新型肺炎の影響がある中で、韓国の2020年3月20日までの輸出は大善戦していると言えそうです。

2月は大幅減少

韓国では新型肺炎の影響で2020年2月の輸出は大幅減少となりました（輸出額は増えているが稼働日が多かった関係です。1日あたりで考えると11.7%減と大幅マイナス）

（参考：韓国の2月輸出は前年比4.5％増で15ヶ月ぶり​​に前年比プラス！）

2020年3月も厳しいと思われましたが今回の発表で分かるように大善戦していると言えます。

半導体事業が好調を持続

韓国の輸出の中心である半導体事業が好調を持続しておりこの業績が全体をひっぱっていると言えそうです。

5G関連も世界で広がる中で半導体需要も増加傾向。

韓国としては追い風が吹いています。

ただここ最近では欧州、アメリカ共に新型肺炎が広がって消費が減退する動きなどが本格化すると見られ、どこまで好調を持続するかは未知数と言えそうです。

中国も復活傾向

また中国の新型肺炎の感染流行が一段落しており中国向けの輸出が今後は増える可能性が高くなってきます。

欧州、アメリカなどの主要国への輸出は減少していく可能性はありますが中国向けの輸出が増えればそれをある程度は補う可能性がありそう。

この辺り、新型肺炎で落ち込み世界経済をアジアから盛り上げる動きが今後は本格化してくる可能性もあるかもしれません。

3月以降の輸出入は要チェック

とりあえず2020年3月の輸出が昨年と大きく変わらないということで、おそらくは韓国の貿易黒字が続くと思われます。基本的には善戦していると言えそう。

ただしいつまで韓国の輸出が持つのかは未知数。世界経済が落ち込むと輸出依存度の高い韓国は厳しいので早く世界経済が復活して欲しいところです。

韓国株も大幅下落、国内経済は低迷、ウォン安は継続と他に良いところはないだけに韓国輸出だけが頼みとなっています。仮に輸出が大幅に落ち込んで最悪赤字でも出たら一気に株や通貨が下落する可能性もあり予断は許さない状況でうｓ．

（参考：韓国株価指数2020～2019の推移）

（参考：ドルウォンレートの推移、1200突破でどうなる！？）

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