サムスンディスプレイが国内に13兆ウォンもの投資

サムスンディスプレイが13兆ウォンもの投資を決定したようです。苦しい時でも積極的な投資を進める。これが日本と違う韓国の強さだと思われます。

サムスディスプレイが大規模な投資をするらしい

何の投資をするの？

QLED（自発光量子ドット発光ダイオード）だね。LCDでは中国の量産に太刀打ちできないので新たな分野への進出が必須になったんだ

QLEDとLCD？？？何が違うの？

細かい技術的な話はややこしいのだけど、LCD（液晶ディスプレイ）はバックライトが必要なのに対してQLED（量子発光ダイオードディスプレイ）はバックライトが必要なく様々な発光もでき均一に鮮明といったところかな。ではサムスンディスプレイの投資について記事の内容などをチェックしていこう

記事「サムスンディスプレイ「湯井に１３兆ウォン投資」…中国ＬＣＤの追い上げをかわす」より

記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。

サムスンディスプレイが大規模投資

サムスンディスプレイが13兆ウォンもの大規模投資に動きます。

この辺り、日本企業とは違って動きが早い。厳しい部門は早々に切り捨てて新しい部門を作り出す勢いというのは韓国特有のものだと感じます。サムスン全体としては利益が出ているのでサムスンディスプレイで多少失敗しても吸収できるわけですが、それにしてもこの動きの速さはさすがと言えるでしょう。意思決定の速さを感じます。

日本は過去に動きが遅くて韓国に遅れを取った部分も多かったことでしょう。この辺りは学ぶべきところでしょう。

あとLGディスプレイがフッ化水素の国産化に成功とか頑張っていましたがサムスンディスプレイはそうった話をあまり聞きません。

（参考：LGディスプレイがフッ化水素国産化に成功！？）

この辺りのサムスン独特のしたたかさも感じます。やはり世界トップを争う企業です。無駄な努力をして時間を使うぐらいならば新規投資をして部品は信頼性の高い日本製を使うのを基本路線にするということでしょう。

LGディスプレイは政府や国民の希望を叶えようとしているのでしょうが変なところにこだわりすぎ。無駄に時間を過ごしていると思います。

ということで、ディスプレイ開発戦争もやはりサムスンが強いかな？という感じがします。おそらく技術的な差はほとんどない、もしくはLGディスプレイの方が強いかもしれませんが経営者の意思決定能力はまだサムスンに分があるように感じます。

（ただ、韓国で生産することは生産性や人件費の関係でリスクがあるようにも感じます。またサムスン副会長の逮捕も近いとされ、今後の意思決定に今後問題が出てくる可能性もあるかもしれません）

韓国の反応

韓国の主な反応は以下の通り。

まとめ

大規模な投資をがんがんやるころはさすがサムスンといったところだね

1兆円以上もの投資だから凄いよね

しかも意思決定が早い。こういったスピード感はなかなか日本企業ではないものだと思う

その意思決定の速さと大規模投資で大企業になったということかな？

もちろんそれ以外の要因もあるけどやはり。経営判断は大切だよね。今後もサムスン関連はしっかりとチェックしていこう

（修正）一部、13兆円と間違って表記しており13兆ウォンに修正しました。

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