韓国では新型肺炎の隔離違反で1年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金

韓国では自己隔離違反の罰則が強化され、4月5日より1年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金となります。日本では隔離対象者でも特に罰則がないのですが韓国は厳しく取り締まるようです。その辺り報道の内容などをチェックしていきましょう。

記事「自主隔離違反の罰則を大幅強化　感染拡大阻止へ＝韓国」より

記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。

韓国では自己隔離違反の罰則あり

韓国では自己隔離違反の罰則があります。その罰則が今回強くなりました。

隔離違反の罰則強化

韓国では外国からの入国者に対して4月1日から14日間の隔離が義務付けられています。そしてそれに違反すると罰金刑があったのですがその刑が強化されました。

4月5日からは1年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金となります（罰則は新型肺炎の感染者や濃厚接触者など隔離対象者も同じ）。

この辺り隔離を義務付ける韓国と隔離の要請しかできない日本とは大きく異るということです。そのため日本の場合は感染が広がっている国に対しては入国制限ではなく入国禁止という形を取りました。

この辺り日本では憲法や法律の関係で公益よりも個人の人権や個人情報が重視されるので仕方がないところでしょう。

韓国では新型肺炎対策のために個人の権利よりも公益重視

それ以外にも韓国では隔離対象者に対してGPSやクレジットカード履歴でで移動の管理も徹底。感染者が行ったとされるお店は聞き取りや移動履歴などで徹底的に確認し、行ったとされるお店は公開されます。日本では許可が無いとお店の名前を公開できないのとは大きな違い。

また感染者が行ったとされるお店は強制的に閉店させられ消毒するまで開店することはできません。

この辺り日本とは大きく違います。個人情報や人権は無視して公益のために個人が管理されるのが韓国。感染者が個人情報を盾にして行ったお店などの情報が分からない、お店が判明してもそのお店の強化がないとお店の名前さえ公開できない日本とは大きな違いがあります。

検査を増やしても意味がない、感染を抑えたいならば韓国のように人権無視の管理が必要

日本では韓国のようにたくさんの検査をすれば感染を抑えることができるとかマスコミが馬鹿な話をしていますが現実を全く無視した話です。

感染が広がらないのは人の移動を制限するからです。個人情報や人権よりも公益が大切として感染者など隔離対象者はGPSやクレジットカード利用履歴などで管理。更には違反者については今回のような厳しい罰則を与えるからこそ感染が広がらないのです。

ベストな方法は中国のように完全に閉鎖して移動をさせないようにすることでしょう。中国では都市を封鎖、更には外出の際にマスクをしないと警察に連行されます。そこまで移動を制限すれば早く収束します。

その次のレベルとして韓国のように厳しく管理するのも効果的。日本は個人情報とか人権を大切にする関係で感染者の移動経路さえも分からない。どうしても新型肺炎の感染者は減らず収束が遅くなることでしょう。

本来ならば「もっと検査すべきかどうか？」という議論よりも「公益を大切にするために個人の人権や個人情報を制限するかどうか？」という議論をすべきです。

表面的な情報だけで「韓国のように検査すべき」と馬鹿なことを言っているマスコミに騙されないように注意してください。

（参考：韓国のコロナウイルスによる新型肺炎（武漢肺炎）の感染者数、死者数の推移）

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