韓国、10大財閥の第3四半期の営業利益75％減

韓国の10大グループの第3四半期の営業利益75％減という報道も出てきました。

韓国の10大グループの営業利益が75%減少したとのこと

10大財閥というぐらいだから韓国内でもかなり大きい？

10大グループだけでGDPが韓国全体の40%以上を占めるとも言われているよ

となると韓国全体の利益も半減したという感じ？

そこまで正確なところは分からないけどかなり厳しい状況なのは間違いないだろうね。それでは記事の内容や韓国の反応などをチェックしていこう

記事「10大グループの第3四半期の営業利益75％減」より

記事をざっくりとまとめると以下のような感じ（リンク先は韓国語なので翻訳機能などを使って確認ください）。

韓国10大財閥の営業利益が大幅に減少

韓国の10大財閥企業群の営業利益が75%減少となっています。

この中で昨年よりも営業利益が増えたのは現代自動車グループでした。出遅れていたSUV関連の新車が売れ、更にはウォン安であることが大きかった。

その他の企業も基本的に輸出企業なので、ウォン安が追い風になるはずなのですがほとんどの企業で営業利益が減少しています。これはかなり厳しい。

2019年第3四半期はウォン安でしたが、2019年年末にかけて少しウォン高になってきているので第4四半期の業績は更に厳しい状況になる可能性があります。また今後、ウォン高が進めば韓国10大財閥は赤字になる企業も続出する可能性もあります。

（参考：ドルウォンレートの推移）

また、これら10大財閥の下請けになる中小企業は更に深刻。サムスンやLG電子はスマホの生産を一部諦め、中国企業に生産委託します。その割合は20～50%とも言われており、当然のことながら中小部品工場は大きな打撃を受けます。連鎖倒産などもあり得るでしょう。

（参考：サムスン、スマホの製造を中国企業に委託）

（参考：LG電子、スマートフォンの半分以上を中国に生産委託）

また2020年からは中小企業でも週52時間労働が始まり、中小企業の経営は更に圧迫されます。多くの中小企業は既に経営が厳しくなっており、ここで更に週52時間労働時間が始まると経営が成り立たないと言われています。やはり倒産する企業などが増える可能性があります。

政府が税金投入で高齢者アルバイトを雇い、何とか雇用を支えていますが製造業の倒産などがこれ以上続くと雇用の底割れが起きる可能性もあります。

（参考：韓国の失業率の推移）

文政権になってから企業を圧迫する政策が続いており企業が本格的に耐えられなくなる可能性があると思われます。早めの政策転換が必要と思われますが現状では最低賃金上昇のスピードが緩まった以外は大きな変化はなく、今後の韓国企業は更に厳しい状況が続くと思われます。

そして、これまでは韓国が困った時にはアメリカや日本が韓国を助けていましたが、現在の韓国は両国に喧嘩を打っているような状況。何か韓国で問題が出てきても見捨てられる可能性も。今後の韓国は大変なことになりそうです。

（参考：アメリカ「GSOMIA終了ならば最悪の状況になる」韓国へ最終通達）

韓国の反応

韓国の主な反応は以下の通り。

まとめ

まあとりあえずは昨年が良すぎたよね

とは言え、韓国の反応が悲観的すぎて怖い、、、

悲観的になるのは分かるよ。今の韓国経済はかなり悪いけど来年に向けて更に悪くなる可能性がある。半導体は良くなりそうな声が多いけどそれ以外に良い話は聞かないからね

韓国かなりやばい？

そうだね。国内を見れば経済が悪いし企業の業績がダウンしてきている。一方で海外を見ればアメリカや日本などの関係悪化が目立っている。全てにおいて悪い方向に向かっているようにも見える。連鎖的に問題が爆発しそうで怖い状況だと言えるかと。ほんと何が起こるか分からない。今後の韓国は要チェックだと思うよ

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