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インドのマヒンドラ社長が双竜自動車の再建に向けて産業銀行に支援を要請しているようです。しかしながら客観的に見ると再建はかなり難しいように見えます。その辺りの状況をチェックしていきましょう。
目次
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記事「「双竜生かそう2300億投資する」という大株主マヒンドラに応答するか」より
記事をざっくりとまとめると以下のような感じ(リンク先は韓国語です)。
記事タイトル:「双竜生かそう2300億投資する」という大株主マヒンドラに応答するか
<記事をざっくりまとめてみると>
参考元:「双竜生かそう2300億投資する」という大株主マヒンドラに応答するか(世界日報2020年1月17日) |
かなり厳しい双竜自動車再建の道
今回双竜自動車の株主マヒンドラが動いていますが、再建の道はかなり厳しいと言わざる得ません。
ウォン安でも大赤字だった双竜自動車
2019年はウォン安で韓国の輸出企業にとっては追い風が吹いていた状況でした。その追い風を受けて現代自動車や起亜自動車は大きな黒字を出しています。
一方で双竜自動車は逆に大赤字、4000億ウォンほどの赤字だったと言われています。追い風が吹いている状況で大赤字なのでちょっとやそっとでは黒字転換は困難と思われます。
特に韓国は最低賃金が高く人件費も急騰、起業の経営環境もどんどん困難になっている状況です。2020年は赤字が更に膨らむ可能性もあります。
株主マヒンドラが経営再建に動き、産業銀行に支援を求める
経営的にはすでに終わっているような状況にも見えますが、何とか再建しようと大株主のマヒンドラが支援に動いて韓国の政府系銀行の産業銀行にも追加支援の要請をしています。
まずは2020年の上半期までに満期を迎える借入金1000億ウォン(約100億円規模)、2020年9月までには更に2000億ウォン(約200億円規模)の満期も抱えているということで最低でもそれらの延期が必要な状況。
更に再建するとなれば追加支援として数千億ウォン規模の融資が必要でしょう。当然のことながらそれでも再建する可能性は高いとは言えずお金をどぶに捨てるような状況になりかねません。
昨今では韓国の金利が低下した関係で韓国の金融機関は厳しい状況になっています。今回の追加支援で更に厳しい状況になる可能性があります。
産業銀行ならびに韓国政府の判断は?
その一方で産業銀行が見捨てることになれば最悪のケースで双竜自動車は破綻、関連部品工場なども連鎖倒産して地域経済がガタガタになり韓国経済に大きな打撃を与えると思われます。
産業銀行や政府はどちらを選んでも厳しい状況です。問題を先送りするとなれば追加支援することになりますが韓国政府や産業銀行がどのような選択をするのか注目です。
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