麻生氏が日韓通貨スワップについて韓国への融資だと言及、中央日報は逆ギレ

麻生氏が日韓通貨スワップについて韓国への融資だと言及、中央日報は逆ギレ
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麻生氏が日韓通貨スワップについて「誰が頭を下げてお金を貸すのか」と言及しています。すなわち日韓通貨スワップは日本からの韓国への融資であると言及したわけです。それに対して中央日報が逆ギレしています。その辺りの情報をチェックしていきましょう。

目次


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記事「麻生氏、韓日通貨スワップに言及 「誰が頭を下げて金を貸すか」」より

記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。

記事タイトル:麻生氏、韓日通貨スワップに言及 「誰が頭を下げて金を貸すか」

 

<記事をざっくりまとめてみると>

  • 韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は2020年3月27日に外信記者懇談会で「(米国に続き)日本との通貨スワップの締結は正しいと考える」と言及
  • 一方で麻生氏は韓国との通貨スワップについて「日本としては残念に思う部分はない」と否定的に言及
  • 「日韓通貨スワップ協定再開を要求する声が韓国から出ているが、どう思うか」との質問について「6~7年前ぐらいに(スワップ協定の残額が)日本銀行に50(億ドル)、財務省に100(億ドル)ほど残っていたが、(韓国に)『大丈夫か』と確認したところ、『大丈夫だ』との返事が返ってきた。だからそれ(通貨協力の規模が)が減った。その時、『本当にいいのか』と聞いたら、韓国は『(どうか)借りてくださいと(日本が)言うなら、借りることもやぶさかではない』と答えた。(金を貸す側が)頭を下げて『借りてほしい』などという話は聞いたことがない。(それで)交渉テーブルを蹴って(交渉から)撤収した。それで終わりだ。スワップに対して韓国との間にあったのはそれが最後だった。今はどうなっているのかよく知らない」と言及
  • 記者は「協定を求める声があるが、どうする考えか」と質問したが、麻生氏は「仮定の質問には答えられない」と公式な要請がないことを明らかにした
  • 日韓通貨スワップは2001年20億ドルでスタート⇒2011年は700億ドルまで増額⇒2012年に李明博が竹島上陸で関係悪化し増額分は更新されず2013年7月に終了⇒「チェンマイ・イニシアチブ」内の両国間の100億ドル規模の通貨スワップ協定も2015年2月に満了
  • その後、2015年12月の慰安婦合意(基金を作り日本側が出資、韓国は慰安婦問題についてもう言及しないという合意)を受けて2016年8月に通貨スワップ協定締結再推進にひとまず合意したが釜山(プサン)日本領事館前の慰安婦少女像設置問題が発生し一方的に韓国が慰安婦合意を破ったので通貨スワップの話も2017年1月にご破算に
  • 突き詰めてみると、直近で韓日スワップ協定再開のテーブルを蹴飛ばしたのは、日本政府。スワップ協定延長不発のすべての責任を韓国側に転嫁した(中央日報の脳内ではそなるらしい?)
  • 3月27日の記者懇談会で言及した「金を貸すほうが頭を下げるという話は聞いたことない」という発言も、今後物議をかもす見通しだ。両国間協定で、韓国だけに恩恵があり、まるで日本は一方的に恩恵を与えるような侮辱的な言葉に映りかねない(でも事実なのですが)

参考元:麻生氏、韓日通貨スワップに言及 「誰が頭を下げて金を貸すか」(中央日報2020年3月30日)

 

日韓通貨スワップは日本にとってメリットなし、韓国のみ恩恵を受ける

日韓通貨スワップは日本にとってメリットはありません。韓国のみ恩恵を受けるものです。そして韓国・中央日報がいかに理不尽な話をしているのか、その辺りについて以下にまとめます。

 

日韓通貨スワップ協定について

通貨スワップ協定とは各国の中央銀行が互いに協定を結び、自国の通貨危機の際に自国通貨の預入や債券の担保等と引き換えに一定のレートで協定相手国の通貨を融通しあうことを定める協定になります。

すなわち通貨危機の際など自国の通貨が下落し使い物にならない状況になった時に相手国通貨を融通してもらうという制度です。分かりやすく言えば「自国が大変で自国通貨が使いものにならなくなった時にはあなた側の通貨でお金貸してください」というのが通貨スワップ協定ということですね。お互いに危機の時には助け合いましょうという協定。

しかしながら日韓通貨スワップは日本にとっては特にメリットがあるわけではありません。日本円は危機の時ほど強く下落しません。それどころか逆に値上がりするので通貨危機にならない。過去にも日本円が強くなりすぎて円高で困ったことはありますが円安で困ったことは韓国と通貨スワップ協定を結んでからありません。

すなわち日本側から日韓通貨スワップを使ったことはありませんし今後も使うことはほぼあり得ない。ようするに日韓通貨スワップ協定は日本にとっては不要です。

一方で韓国はリーマンショックの2008年~2009年の通貨危機の際に日本と通貨スワップを増額し何とか通貨危機を乗り越えました。リーマンショックや今回の新型肺炎など経済危機の際には韓国ウォンは値下がりし危機的状況になるので日本円が必要になるわけです。

ようするに日韓通貨スワップ協定というのは実質的に日本から韓国への融資協定のようなものなのです。

また韓国はオーストラリア、マレーシアなど他国との間で通貨スワップ協定を結んでいますがそれらの国も通貨安で困っており一方的に韓国が使うことはできません。すなわち通貨が強くない国との通貨スワップ協定はあまり意味がない。

韓国としてはドル、円、ユーロといった危機にも強い通貨と通貨スワップ協定を結びたいところですが現時点ではアメリカとの為替スワップのみ、しかもこれは市場へのドル供給のためのもので自国通貨安に介入することに使うことは通常はできません。

(参考:韓国、マレーシアと豪と通貨スワップ延長で絶好調!?

すなわち韓国がいま多国間で結んでいる通貨スワップ協定のほとんどは利用できない状況なので日韓通貨スワップが欲しいのです。それで中央日報などが日韓通貨スワップ協定を促しているわけです。

 

通貨スワップは韓国が問題行動を起こしたり嘘を付いたから終わった

あと、中央日報はまるで麻生氏が一方的に日韓通貨スワップ協定を破棄したように書いていますがこれは逆ギレというものです。およその流れは以下の通り。

  • 日韓通貨スワップは2001年20億ドルでスタート
  • 2011年は700億ドルまで増額
  • 2012年に李明博が竹島上陸で関係悪化し増額分は更新されず
  • 日本から延長しなくても良いのかと韓国に聞いたが韓国側から要請はなく2013年7月に終了
  • 「チェンマイ・イニシアチブ」内の両国間の100億ドル規模の通貨スワップ協定も2015年2月に満了
  • 2015年12月に慰安婦合意を結び関係が良好になったので2016年8月再び日韓通貨スワップ協定の話を進めることで合意
  • 2017年1月に釜山(プサン)日本領事館前の慰安婦少女像設置問題が発生、韓国側が慰安婦合意を破ったので日本は約束を守ることができない国とは協定は結べないとして日韓通貨スワップ協定は結べないとして協議を中断

この流れを見れば分かるように日本は韓国のために何度も動いています。しかしそれを一方的に蹴っているのが韓国。悪いのは一方的に韓国側と言えます。

(参考:韓国「通貨スワップを日本と結ぶ方法は役人をおだてること」

2011年の時には民主党政権が馬鹿みたいに日韓通貨スワップ協定の額を増やしました。韓国のために動いたわけです。しかしながら韓国側はそれで安心してすぐに2012年に李明博が竹島上陸したわけです。

韓国側が一方的に日韓関係をおかしくしたわけです。それで増額分が更新されず2013年7月に終了したのは韓国側の問題と言えます。

しかも日本は韓国のために何度も通貨スワップ協定を延長しなくても良いのか打診したにも関わらず韓国側が断ったので自業自得と言えるでしょう。

その後は慰安婦合意でお互いに不満のある合意だったもののお互いが妥協することで未来志向の日韓関係を作ることで合意。日本側からは慰安婦問題について謝罪、基金を作りその資金を提供しました。一方で韓国側からは慰安婦問題について二度と蒸し返さないと約束しました。

しかし慰安婦合意し、日韓通貨スワップ協議を始めた後に韓国が慰安婦合意を破ったので日本としては約束を守らない国とは通貨スワップ協定などの約束事はできないとして協議を打ち切ったわけです。

日本側としては何ら問題はありません。問題は一方的に韓国にあり反省すべきは韓国。なのに中央日報は麻生氏に問題があるような記事を書いており誹謗中傷の類です。逆ギレと言ってもいいでしょう。

 

正式に要請しない韓国

しかも韓国は日韓通貨スワップ協定について正式には打診していません。

正式に打診すれば日本に頭を下げているとして国民に見られるのが嫌だからなのでしょう。また慰安婦合意を破ったことなど韓国の約束破りを是正することを求められるのは当然のことでそれも許されないと考えていると思われます。

そこで何とか日本側から日韓通貨スワップ協定を依頼させるような形にしたい。

なので「日韓通貨スワップ協定を結ぶことが望ましい」などと中途半端な発言をしています。

今回、麻生氏は正式な要請はないので日韓通貨スワップ協定については何も考えていないとしています。それは当然のことでしょう。

本来は韓国側が謝罪すべき問題なのに日本に責任を押し付ける中央日報のような考え方ならば日韓通貨スワップ協定は必要ないと言えるでしょう。

また韓国の通貨危機の際に日本は全力で助けたのにそれに対して感謝どころか反日に利用しています。そういったことも日本としては考慮する必要があるでしょう。

(参考:韓国通貨危機の時の日本支援と韓国の反応

 

今後物議をかもす見通し?

「金を貸すほうが頭を下げるという話は聞いたことない」という発言も、今後物議をかもす見通しだ。両国間協定で、韓国だけに恩恵があり、まるで日本は一方的に恩恵を与えるような侮辱的な言葉に映りかねないと中央日報は結論付けていますが、、、

日韓通貨スワップは先にも説明した通り実質的に韓国への融資です。すなわち韓国にお金を貸す協定。だから日本側からお願いするものではないので「金を貸すほうが頭を下げるという話は聞いたことない」というのは極めて正確な話です。

日本が韓国に一方的な恩恵を与えるものであり侮辱だろうがなんだろうがそれが正しいわけで中央日報は逆ギレして日本を批判しています。

このような言い方をされるようであればやはり日本としては日韓通貨スワップ協定は結ぶべきではないでしょう。責任はこのような日本悪しという記事を書いた中央日報にもあります。

 

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3 件のコメント

  • おや、誰かと思えば無能と名高い韓国首相。文大統領のピエロ。
    麻生財務大臣がどんな人物か知らなかった?強制連行ウンタラカンタラ名高い企業の御曹司で天皇家とも縁戚がある名門だよ。麻生大臣に頭下げたとわかったら韓国では半殺しに会うな。
    日本は韓国の都合などどうでも良い。邦銀に『せっせと頭を下げて』頼めばいい。

    さて、米韓為替スワップを結んだのはFRB、米国の中央銀行。まちがっても米財務省ではない。米財務省はIMFに影響力を持つ。今回FRBはドル融資で韓国相手に小銭稼ぎと恩を売った。
    韓国政府の台所が火を噴いたら米財務省はどうでる?現長官は『取り立て屋』の異名を持つ男だ。IMFが吐き出す言葉は容易に推察できる。そうなった時、麻生大臣は女神に見えるだろう。

    韓国のウソがレベルアップしそうで怖いwww。

  • 麻生大臣の言うとおり、頭を下げて助けるなんて聞いたことがありません。
    韓国が危機になれば黙って見捨てるだけです。
    アメリカにも見放されつつある韓国ですが、隣国であると言う理由だけで、いつ迄こんな状態を続けるのでしょうか。

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