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韓国は2020年2月2日にマレーシアと47億ドル規模の通貨スワップを3年延長、更に2月6日に豪とはスワップ枠を拡大して通貨スワップ延長したと発表。通貨危機が起きないように着々と準備を進めています。韓国絶好調と言っていいのでしょうか?報道の内容などをチェックしていきます。
目次
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記事「韓国、オーストラリアと通貨スワップ延長…今後韓国が通貨スワップ延長協議する国は」より
記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。
記事タイトル:韓国、オーストラリアと通貨スワップ延長…今後韓国が通貨スワップ延長協議する国は
<記事をざっくりまとめてみると>
参考元:韓国、オーストラリアと通貨スワップ延長…今後韓国が通貨スワップ延長協議する国は(中央日報2020年2月7日) |
韓国は世界各国と通貨スワップを結んだので通貨危機にならない?
韓国は外貨準備高が9位という国なので通貨危機は起きづらい国。更に通貨スワップを世界各国と結んで通貨危機に備えて盤石な体制を築こうとしています。
韓国は世界9位、4000億ドル規模の外貨準備高で過去最高を更新中
韓国は世界でおよそ9位、4000億ドル規模の外貨準備高。更に過去最高を更新中です。通貨危機に備えてまずは外貨準備高を積み上げています。
(参考:韓国の外貨準備高4096億ドルと過去最高を更新、ますます絶好調!?(2020年1月))
この数字だけを見ると世界で9番目に通貨危機が起きずらい国であり盤石のように見えます。そして更に世界各国と通貨スワップを結んで更に盤石な体制を築こうとしています。
世界各国とも通貨スワップを
韓国は現在、マレーシア、カナダ、スイス、中国、アラブ首長国連邦、オーストラリア、インドネシアとスワップを結んでいます。
外貨準備高を積み上げるだけでなく世界各国と通貨危機の際に通貨を融通し合うことで通貨危機を未然に防ごうとしているわけです。
今年に入ってマレーシアとは47億ドル規模の通貨スワップの3年延長、オーストラリア(豪)とは20%増額した120億豪ドルで3年延長しています。(20%増額とありますが3年前と比べると豪ドルはドルに対して10%以上下落しておりドル換算ではほとんど増額にはなりません)
通貨危機に備えて準備をしっかりとしているように見えます。
韓国に通貨危機は起きない?
ここまでしっかり準備しているので韓国には通貨危機は起きないのか?というと、、、実はそうでもありません。
まず4000億ドル規模の外貨準備高なのですがどうにも内容が怪しい。韓国銀行のコメントを見ていると「ドル高でドル以外の外貨準備高が減少」「ドル安でドル以外の外貨準備高が増加」「ドル高で売買利益が出た」など、おかしな話が出てくるからです。
どうやらドル以外でかなりの外貨準備高を持っているようです。本来、外貨準備高は通貨危機の際に使うものなのでドルや日本円などが必要。他の通貨はほとんど危機の際には値下がりするのでドルベース外貨準備高が減少してしまうのです。
韓国がどの程度、ドルで外貨準備高を用意しているのか分かりませんが、現実にドル以外が多いようだといざという時に使えなくて危険ということになります。また売買利益が出るとか意味不明。外貨準備高は投資のためのものではありません。いざという時に評価額が急減する可能性もあります。
あと過去を振り返ると2008年には2500億ドル規模の外貨準備高があり、更にはアメリカ、日本といった主要国と300億ドル規模の通貨スワップを結んでいました。それでも外貨準備高は減り続けスワップもかなり使って何とか防衛したという歴史があります。
(参考:韓国、外貨準備高の実態)
すなわち4000億ドル規模の外貨準備高があったとしても、これらの理由で安心できないのです。
韓国の通貨スワップも安心材料にはなりづらい
また韓国が現在通貨スワップを結んでいるのはマレーシア、カナダ、スイス、中国、アラブ首長国連邦、オーストラリア、インドネシアですがスイス以外は危機の際に通貨が値下がりするので、通貨スワップを結んでいても使えない可能性があります。
唯一、スイスだけは危機の際にドルや日本円と同様に値上がりする可能性の高い通貨なのでスイスとの通貨スワップだけはかなり有効と思われます。スイスとしては危機の際にはスイス通貨高になるので、そのタイミングでスイス通貨を売ってくれるのはありがたいと思われ相思相愛。この韓国がスイスと通貨スワップを結んだのは韓国ならびにスイスのファインプレイと言えるでしょう。
ということでスイス以外との国との通貨スワップも気休めにしかならない状況。本来ならばアメリカ、日本と通貨スワップを結ばないと安心とは言えないのですが、今の韓国政府はアメリカ、日本に反発している状況。当面はスワップを結べないと思われます。
新型肺炎の影響で世界的に深刻な経済危機に?
過去を見ると1998年、2008~2009年と10~11年ぐらい置きに世界規模の経済危機が起きました。同じようなサイクルで何かが起きるとは言いたくありませんが2020年は新型肺炎が世界経済に大きな影響を与えることは間違いないと言えるでしょう。
韓国では早くも自動車の製造ラインが止まったという話も出ており早くも大ピンチの状況です
(参考:2019年絶好調だった現代自動車が赤字のピンチ!?)
ウォンドルは2月8日現在で1190超えとなっており、少し危ないと言われる節目の1200を越えようとしています。2020年は韓国にとって厳しい年になるかもしれません。
今後は日本をほめる内容など日本に接近しようとしている状況が出てくるようだと本格的に危機的状況になっている可能性があります。なんとか日本とスワップを結びたい気持ちの表れと言えるかと。
その辺り、文大統領を始めとした韓国高官の今後の発言や行動なども注視すべきでしょう。
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