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韓国LG化学がSKイノベーションに起こした特許訴訟について米国際貿易委員会(ITC)はLG電子の勝訴を早期に出しました。まだ完全確定はしていませんがどのような結末になるのでしょうか?報道の内容をチェックしていきます。
目次
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記事「米ITC「営業秘密侵害」でSKイノベーションの早期敗訴決定」より
記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。
記事タイトル:米ITC「営業秘密侵害」でSKイノベーションの早期敗訴決定
<記事をざっくりまとめてみると>
参考元:米ITC「営業秘密侵害」でSKイノベーションの早期敗訴決定(中央日報2020年2月16日) |
LG化学がSKイノベーションに勝訴
LG化学がSKイノベーションに対して起こした特許訴訟について、米国際貿易委員会(ITC)はLG化学に軍配を上げています。
LG化学がSKイノベーションの訴訟内容
LG化学、SKイノベーション共に韓国の会社になります。すなわち韓国勢同士の争いをアメリカでしているという形。韓国という国単位で見れば不毛な戦いをしていると感じるところでしょう。
しかしながら企業としては特許などを無断使用されたら大きな損失になるので許せないところ。
そして韓国国内で裁判するとすごく時間がかかる。そこでLG化学はアメリカで訴訟を起こしたのです。今回の訴訟は2019年5月29日に出されたものでやはりスピード判決となりました。
(参考:「LG化学とSKイノベーションのバッテリー特許訴訟」)
LG化学とSKイノベーションは和解したことも
今回の訴訟が少しややこしいのはLG化学とSKイノベーションは2014年に特許論争で和解していたという事実があることです。お互いに特許の侵害を求める請求を止めるというもの。それは海外でも有効でこの和解は10年間有効となっていました。
そしてこの和解を破ってLG化学がSKイノベーションをアメリカで訴訟したのでSKイノベーションから見れば訴訟自体が無効であるとしていました。
一方でLG化学はそれとは違う特許の訴訟ということで訴えました。
LG化学の勝訴
合意内容を一部やぶった可能性のある提訴なので、ややこしい部分もあるかもしれないとも考えられていましたが米国際貿易委員会(ITC)はLG化学に対して早期勝訴、SKイノベーションに対して早期敗訴を出した形になりました。
本来は2014年の合意が有効かどうかが大きな争点の1つだったのですが、その争点についてなどの証拠提出の過程においてSKイノベーションが隠蔽を行ったことなどが問題視され早期判決に繋がったようです。
証拠の隠蔽によって判決が出るというのは残念なところですがSKイノベーションは一気に不利になりました。
SKグループの問題とLGグループの変革
もともとSKはグループ全体として後発で他企業から引き抜きなどを積極的に行い頭角を表してきた企業だけに問題が多いのは事実。
SKイノベーションは技術を盗んだと指摘されることも多く、LGだけでなく東芝にも半導体関連の和解金を支払ったことがあります。
また一方のLGグループは技術を持っているにも関わらず業績が他のグループと比べて芳しくないということもあり、特許などの侵害に対して敏感になっていたというのも背景の1つにあります。サムスンとの技術競争でもサムスンの技術を問題視するような発言をし自社の技術をアピールするのになりふりかまわない姿勢を出しています。
いろいろな背景がぶつかって起きた裁判であり出てきた判決ということになります。SKグループは強引な手法で伸びてきたということを自覚し今後の経営に生かすべきでしょう。
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この案件に限らず、訴訟案件は内容も難しく理解が大変です。
また、今後のビジネス上の影響が、なかなか地理感が働きません。