ブログ継続のための応援クリック宜しくです!⇒人気ブログランキングへ |
サムスンが来年から大型LCDパネルの製造を中止する予定とのことです。その理由は中国が格安で量産しているので太刀打ちできないから。かつてはサムスンでも大きな利益を出していたLCDパネルの製造中止ということでかなり大変ですがディスプレイ業界の動きが加速しそうです。その辺り報道の内容をチェックしていきましょう。
目次
スポンサーリンク
記事「サムスン、来年から大型液晶パネルの生産全面中断」より
記事をざっくりとまとめると以下のような感じ。
記事タイトル:サムスン、来年から大型液晶パネルの生産全面中断
<記事をざっくりまとめてみると>
参考元:サムスン、来年から大型液晶パネルの生産全面中断(中央日報2020年3月31日) |
サムスンディスプレイが2021年から大型液晶パネルの生産中止へ
サムスンディスプレイが来年2021年から大型液晶パネルの生産中止へ移行します。
サムスンの中でLCD(液晶ディスプレイ)で残っていたのが大型ディスプレイ
LCD(液晶ディスプレイ)は価格の安い中国が量産を開始してきたことで作っても赤字になる業種となってしまいました。
特に小型ディスプレイは無理ということでサムスンも早々に撤退。そして残っていたのが大型LCDでした。しかしながら、この大型LCDも中国勢が追いついてきたことで利益が出なくなりLCD全体として赤字という状況になっています。そこで生産を中止する方向となりました。
昨年の時点で猶予は3年と言われていましたが赤字を垂れ流すぐらいならば止めたほうが良いと早めに判断したようです。
(参考:韓国のサムスンディスプレイ、LGディスプレイが瀕死で猶予は3年?)
この辺りの動きの早さはさすがサムスンです。
QLEDの量産へ
サムスンディスプレイは次世代のディスプレイとしてQLEDディスプレイ(量子ドットパネル)を生産しており、その生産能力を高めることに全力を上げていくようです。
すでに13兆ウォンの投資をすると昨年の時点で発表していましたがその動きも加速していくことでしょう。液晶を捨てて量子ドット技術に賭けたということになります。
ただしQLED分野も中国勢の開発が進んでおり、こちらも安泰というわけではありません。サムスンは果敢な挑戦を続けていく必要がありそうです。
今後の液晶テレビはパネルを中国、台湾に委託
サムスンディスプレイは大型液晶パネルの生産をストップしますが、サムスン電子が液晶テレビ自体の開発、販売を辞めるわけではありません。
サムスン電子は大型液晶テレビ用の大型LCDパネル(液晶パネル)の生産を中国や台湾勢に委託することになります。
上手に利益の出るところだけを狙って進めていく戦略ですね。問題が出てくるかもしれませんがうまい戦略だと思われます。
(その他参考:サムスン電子の売上、営業利益の推移)
サイト主からのお願い!
<いいね、シェアも宜しく> ⇒
|
ブログ継続のための応援クリック宜しくです!⇒人気ブログランキングへ |
★SNSフォローも宜しくです★ ツイッター⇒韓国の経済、韓国の反応など フェイスブック⇒韓国の経済、韓国の反応など SNSフォローで最新情報チェックしてね! ↓↓ |
アンケート投票&結果
スポンサーリンク
<コメント欄の利用に関して> 少し下にコメント欄があるので使ってください。名前とメールアドレスは無くても書き込みできますが名前欄にはニックネームだけでも入れてもらえると助かります。ただし承認制となっています。内容によっては表示されない場合もあるので予めご了承ください。管理人自体が若輩者で分からないことが多いのでコメントなどでいろいろ教えてもらえると助かります |