大韓航空の売上、営業利益など業績推移（2020年まで）

韓国のデータシリーズ。

今回は大韓航空の売上、営業利益の推移のデータをまとめます。

過去報道資料からデーターを集めていますが報道時期などにより多少数字が異なることもあるのでおよその数字として考えてください。

大韓航空の売上、営業利益の推移（2019年まで）

（単位：兆ウォン）

大韓航空の2019年までの売上、営業利益の推移は上記の表の通りです。単位は兆ウォンです。ウォンと円の換算はおよそ10分の1で考えればいいでしょう。

例えば売上は10兆ウォン規模なので1兆円規模と考えたらいいでしょう。利益はおよそ200億円～1000億円規模です。

ただし借入金なども多く2019年の場合は最終損益は5000兆ウォン規模（500億円規模）の赤字に転落したとされています。

大韓航空の事業など

大韓航空は韓国のトップの航空会社です。

好業績を続けてきたものの2014年にはナッツリターン事件の問題が起きるなど企業イメージを失墜させる事件が起きています。その後も経営権の問題でごたごたが続いています。

2019年にはボイコットジャパン、ウォン安などによる燃料代の高騰などの影響で急激に業績が悪化。厳しい状況となっています。

大韓航空の2019年から2020年にかけて

2019年はボイコットジャパンで苦しんだ大韓航空でしたが2020年は新型肺炎ということで更に厳しい状況となりました。

感染が広がった2020年3月にはほとんどの飛行機が飛ばせない状況となっており国の支援が必須の状況。

資産の売却を進め何とか持ちこたえているものの厳しい状況となっています。

最近の大韓航空関連のニュースなど

最近の大韓航空関連のニュースは以下の通りです。

⇒大韓航空大韓航空とアシアナ航空の第2四半期は黒字の見通し！？（2020年6月）

⇒大韓航空の希望値の半額以下で土地を売れと迫るソウル市行政（2020年5月）

⇒韓国の航空会社2020年第1四半期は過去最悪、5000億ウォン規模の営業損失（2020年5月）

⇒韓国、大韓航空に1兆2000億ウォン支援へ（2020年4月）

⇒大韓航空も倒産のピンチで続々と資産売却（2020年3月）（2020年3月）

⇒大韓航空、アシアナ航空の競争力が低く危機的状況（2019年11月）

⇒大韓航空の業績悪化、最大6ヶ月の無給休暇実施へ（2019年10月）

⇒大韓航空、2019年第2四半期に大幅赤字に転落（2019年8月）

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